映画「シングルマン」のネタバレとフル動画を無料視聴【字幕/吹替】

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映画「シングルマン」のフル動画を無料で視聴する方法を紹介します。 シングルマンを無料トライアル期間中に視聴可能な動画配信サービスはU-NEXTとmusic.jpの2択で、それ以外は未配信もしくは有料となります。 ちなみにU-NEXTだとシングルマンはもちろん、その他の洋画や邦画、アニメやドラマまで幅広い作品を楽しめるので、まずは31日間無料トライアルに登録して視聴してみてください。

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「シングルマン」の動画配信状況

配信サービス 配信状況 有料・見放題 字幕・吹替
U-NEXT 見放題 字・吹
FOD × ×
TSUTAYA TV × ×
Hulu × ×
dTV × ×
Netflix × ×
Amazonプライムビデオ 字:408ポイント
吹:306ポイント
字・吹
music.jp 330ポイント
※2020年5月1日時点(最新の配信状況は実際にご確認ください) 「シングルマン」を配信しているサービスは以下のとおりです。 ・U-NEXT ・Amazonプライムビデオ ・music.jp ただし、Amazonプライムビデオだけは有料です。 U-NEXTやmusic.jpは登録時に有料動画の視聴ポイントがタダでもらえるのですが、Amazonプライムビデオはタダでもらえるポイントがありません。 なのでシングルマンであれば視聴に約400円ほど必要になってしまうので、有料でも気にしない場合を除いてあまりオススメはできません。 残るU-NEXTとmusic.jpなら、どちらでもシングルマンを無料期間に視聴可能。 ただしmusic.jpは字幕しか配信されていない上に、見放題動画がなく約3~5本程度動画を見たら無料では何もできなくなってしまいます。 その点U-NEXTであれば見放題動画が大量にあり、さらには無料トライアルが31日間もあるので、シングルマンはじめ見たい映画を一挙に楽しめます。もちろん、期間内に解約してしまえば1円も費用は発生しません。  

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違法アップロードサイトでの視聴は危険?
youtubeやdailymotion、openloadなど動画共有サイトには、映画やアニメが違法にアップロードされている事があります。 「シングルマン(邦題)」「a single man(英題)」で検索してみたのですが、出てくるのは数分程度の短い動画ばかりで、映画をフル視聴できるサイトはありませんでした。 おまけに、動画共有サイト「openload」に至ってはアクセスしただけで、クレカ情報を盗むウイルスであるトロイの木馬が検出されました…

それに動画共有サイトって、画質も悪く何度も再生が止まるのが当たり前なので、せっかくの映画の楽しさも半減してしまいます。何より視聴は”違法”なので、それなら動画配信サービスで合法的に視聴したほうが良いです。

「シングルマン」を視聴するならU-NEXT

お試し期間 31日間無料 月額料金 1990円(税抜)
作品数 150,000本 付与ポイント 600
視聴方法 オンライン
ダウンロード
視聴デバイス スマホ
タブレット
パソコン
備考 動画だけではなく雑誌も見れる
  U-NEXTは日本企業が運営する、月額1990円の動画配信サービスです。 130,000におよぶ映画やドラマ、アニメなどが配信されているだけではなく、雑誌や漫画なども配信されており、数ある動画配信サービスのなかでもトップクラスにコンテンツが多いのが特徴です。   おまけに、登録から31日間は無料。 映画を十分に楽しんで、31日目までに解約すれば費用は1円も発生しません。さらに無料登録すると600ポイントがもらえるので、有料の作品(新作映画や新作コミック)もタダで楽しめます。 スマホ、パソコン、タブレットいずれでも視聴できますし、登録すればすぐに映画を楽しめます。解約もカンタンですし、まずは試しに利用してみてください。    

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「シングルマン」のあらすじ

1962年11月の終わりに、一人の男が自動車事故で亡くなります。 彼の名はジム。雪道でのトラブルでした。 そこへゆっくり近づくのはジョージ(コリン・ファース)。二人は恋人同士でした。その光景が見える悪夢は、いつも水の中をもがくような感覚で目が覚めます。 ジョージはこの最愛の恋人を8カ月前に亡くしたのでした。同性愛者であった彼らですが、それから毎日のようにこの悪夢にうなされます。依然、ショックから立ち直れていない自分がいました。 朝、重たいからだを起こすと、洗練されたスーツに身を包みます。美しい靴を磨いて、出発までに大学教授の自分の姿へと変身。彼はガラス張りのモダンな家でジム亡きあと独りの生活を送っていました。 朝食のパンは、家政婦の女性が冷凍庫にしまってあり、凍っていて食べられませんでした。少々イラつきながら、インテリアに調和するカップで、ため息まじりにコーヒーだけを飲みます。 こんなルーティンをこなしながら、毎日のように考えるのことは1つ。 「なぜ、まだ自分は生きているのか」 恋人のジムが死んだことで、よりいっそう悲観的な考えが増していました。それはまるで1日をただ生き抜いているという感覚なのでした。 かつて庭にはジムが犬と遊ぶ風景があり、幸せだと感じていました。 それが懐かしくいつまでも脳裏によみがえります。ジョージは心臓に持病を抱えており、常備薬は必須。今日もその薬を服用しつつ「今日こそは自分を変えたい」と思うのです。 まもなく出勤という時、家の電話が鳴りました。 けれども、ジョージはいっこうに出ようとしません。彼にはこのベルの音にトラウマがありました。8カ月前、激しい雨が降る日にジムの従兄弟だという男からの電話で、訃報を受けた過去があったのです。 「ジムの家族には止められたが自分の判断であなたに連絡をした」 という声に愕然となったあの日、葬儀の日を訊ねても「家族葬だから」と参列を拒まれたこと。電話を切った途端、自分に起こっている事実が一気に理解できてしまった時のことを思いだします。 あの時、傘もささずに家を飛び出して向かったのはかつての恋人チャーリー(ジュリアン・ムーア)の家でした。ズブ濡れで彼女の胸に飛び込みます。亡くなったジムと出逢う前からの親しい胸の中で泣き崩れた日のことを度々思い出すのです。  

「シングルマン」のネタバレ

出勤前、電話の相手はチャーリーでした。今夜、会う約束をしたあと、引き出しの中から弾をこめていない拳銃をおもむろに取り出し、そのままバッグへと忍ばせます。 ちょうどトイレから見える位置には、少し変わった隣人が住んでいました。今朝も窓から響いてくる騒音が気になります。金槌で何かを叩いたり、女の子が奇声を上げたり。平穏さを保てない毎日があったのです。 ジョージは仕事柄、物事を深くシリアスに考える気性。外に出れば彼にとって安全ではないと感じる人や出来事にも遭遇します。そんなところから、隣人一家には漠然とした危険を感じるのでした。 チャーリーからの朝の電話の時も、ちょうど隣人の騒音が聞こえていました。冴えない気分のまま出発しようとすると、自宅を任せている家政婦がやってきます。ジョージは、朝食用のパンが冷凍庫に入っていたと告げます。 家政婦の女性は、それでもひょうひょうとした反応でした。それにも、どこかため息をつきたくなります。仕方なく今日の仕事について指示をしたあと、クラシカルなベンツに乗って出かけていくのでした。 勤務先の大学へ到着し、自分の部屋へと向かうと、その途中カップルがこちらに手を振ります。派手な女の子と、対照的に清楚な男の子でした。なんとなく気にはなりますが、そのまま学内へと進んでいきます。 入り口の秘書からは、とある学生に住所を聞かれ、危険性はないと感じたので教えたと言われます。違和感をおぼえながらもジョージは、「君は美しい」などと半ばとんちんかんな言葉をかけて部屋へと進みました。 いつもの気難しいジョージとは違った反応に、不思議そうな表情をする女性秘書。 この後も、彼は同僚に顔色が悪いと指摘されます。それくらい、今日のジョージはどこかおかしげな雰囲気があるのでした。 講義の時間。大きな教卓に座ると、学生を見渡します。 彼らには作家のハクスリー作品を読んでくるよう課題を出していました。感想を聞いてみると、酷いものばかり。自分の意図が全く伝わらない、分かり合えないことに気づいてはいたものの落胆します。 ジョージはこの日、教授として“恐怖”とは何かについて語ります。例えば他者からの攻撃やプレスリーの危険な腰つき、口臭などによって嫌われる事…。また老いと孤独、語り掛けても通じない状況など、世の中にはびこる恐怖を例に挙げます。 「恐怖こそ真の敵である」と論じるのでした。 この講義のあと、1人が後を追いかけてきました。今朝、手を振ってきたカップルの男子学生・ポッター(ニコラス・ホルト)です。彼は、今日の講義についても「時々、恐怖で身がすくむ」と表現します。 そしていつも講義でのジョージを見てきたポッターは、歩きながら唐突に“ハイ”についてどう思うか、クスリをやっているかと訊ねてきました。一瞬戸惑うジョージですが、正直に答えます。 「答えはイエスだが、大学では不適切な話題だ」 ジョージはこう答えてその場を終わらせようとしますが、どこか人なつこいこのポッターはさらにクスリを持っているとアピールします。そしてまたジョージの素晴らしいところは学生に好きなだけ騒がせておいて最後に講義で正すところだと尊敬の意を表しました。 しかしジョージはそのゴマすりには乗らず、その講義は“不発だった”と返します。 そしてポッターが立ち寄った購買に、今度はジョージがついていくと「お礼に」と色違いでお揃いのシャープナーを贈られます。ポッターは赤、ジョージが選んだのは黄色でした。まさかの贈り物にジョージもはにかんで、それを受け取りました。 ジョージは、恋人のジムが亡くなった喪失感と自分が抱えるさまざまな性質と向き合うのに疲れ、実は死ぬつもりでした。大学の部屋で身辺整理をしていると、今朝電話があったチャーリーから再び電話が鳴り「ジンを買ってきて」と頼まれます。 車に乗り込み、そのまま駐車場でカバンの中の拳銃を確認していると、突然ガラスをノックする音が。驚いて振り返ると、昼間の学生ポッター。彼は不思議とジョージがどこで何をしているのかを知っている様子でした。 片付けをしていたけど、これからどこに行くのか? これから一緒に飲みに行かないか? こんなことを躊躇なくいってくるポッターに困惑するジョージ。自分の行動をつぶさに観察されている気がしてきます。 「君の本当の要件は何だい?」 そうポッターに訊ねると「たまには必要だろう」と意味深に答えます。 そうかもしれない…そう呟き、この日は別れました。今夜会うチャーリーに頼まれたジンや、死ぬつもりである自分にはまだまだやりたい事があるのに、なかなか集中できない気がしてきます。 この足で、身辺整理のひとつでもある貸金庫の中身を取り出すこともしておきたいと思っていました。中身は保険の証書や海辺で撮ったジムの写真、そして指輪などがここに預けてありました。ジムの写真を手に取り、当時のことを回想します。 暑い日の浜辺。ジョージとジムが横たわりながら見つめ合って話をしています。 ジムが近所に住むチャーリーとの関係を訊ねてきます。昔のことだと答えるジョージに、ジムは嫉妬している…そんな思い出を懐かしく思い出します。 「チャーリーと遊んだのは、若いころにほんの数回だけだ」 答えるジョージ。女性とそんな関係になれるのに、なぜ自分とも? 男性しか愛せないジムはさらに訊ねてきますが、ジョージは歳をとってからそうなったことと、結局はチャーリーの気持ちにも答えられなかったと説明します。 貸金庫の用事が終わると、ガンショップで自分の拳銃にこめる弾を購入。 彼にとって、まだ死を忘れているわけではありません。さらにチャーリーに頼まれたジンも買わなければならず、立ち寄ったリカーズでは、スペインからやってきたという青年と出逢います。 美しい彼と目と目が合い、煙草をふかしながら会話をします。空を見て、詩的なことをいう彼に一瞬魅力を感じますが、やはりジョージにとっては、この世にはもういないジム以外の恋人など考えられないのでした。 「自分には悩みがある。恋の痛手だ」 とつぶやくジョージに、スペイン人の青年は「母の教えで、恋とはバスと同じ。待っていたら次が来る」と返します。“その気”になっている青年でしたが、二人はそこで別れます。 ジムとの思い出は尽きません。 来る日も来る日も彼のことを思い出し、苦しむジョージがいます。ある晩の回想では、読書の最中、聴いていたレコードをどちらが変えるかについて話す二人がいました。常に思想的で難しい本を読み、考え事の多いジョージに、 「犬のように奔放に生きてみなよ。僕は、君のとなりで眠れれば、それで幸せなんだ」 二人は同じソファで向かい合い、ジムは『ティファニーで朝食を』を読みながら、そう言います。そして今度の週末に犬を連れて実家の母親に会いに行きたいと彼は言いました。 その帰りに事故に会い、ジムは死んだのです。 街で同じ犬を見かけると彼を思い出し、その時に聴いたレコードに触れればまた思い出します。だからジョージにとっては死を選択するのは不自然ではないのです。 とにかく、死にむかって淡々と準備をするのでした。 いよいよ、その時のためにスーツを取り出し、メモにはネクタイの銘柄まで指定。 死んだ自分を最初に見つけて、その後ジムのもとへと“送ってくれる”誰かへのメモでした。貸金庫で取り出してきた保険証書や鍵なども机にきれいに並べます。 そして銃には買ってきた弾をこめました。そのまま、寝室へ。 銃口を加えて好きなレコードをかけますが、どうにも体勢がきまりません。自分の最大の敵である恐怖が募り、イライラも増してきました。 おもむろにバスルームへ行き、撃ったらきっとこうなる…というシミュレーションをする姿は滑稽でもあります。最終的に寝袋をベッドの上に敷いてその中で逝きたいと決め、引き金を引こうとしたその時、チャーリーからの催促の電話が鳴りました。 「10分でいく」 そう答え、一旦、死ぬのを保留にします。 チャーリーは美しくおしゃれをして待っていました。 頼まれたジンを持参して、早速お酒を作ってあげるジョージ。新年の目標を訊ねられ「完全に永遠に、過去を捨て去ることだ」と答えます。そんな様子をみて、チャーリーは心配になります。 彼女の手料理を楽しみながら、二人は最近の出来事について、大学ではしないような過激な言葉で盛り上がります。途中までは笑いもあり楽しかったのに、お酒を作りに席を立った折り、つまらぬことに激しい言い合いに。 もともとは昔、ロンドンで恋人同士だった二人ですが、今夜突然チャーリーからロンドンに戻ろうと提案され「ジムとなら」と答えたジョージに、ショックを受けたからでした。 そして男女の恋愛を選択しないジョージについても複雑な心境でした。 ジムとの恋愛は本物ではなく、代用に過ぎないと発言したチャーリーに怒りをあらわにしたジョージは、異性と結婚をしても9年で別れたチャーリーをなじります。 自分とジムは同性であっても16年も続いたのだと。 さらに、自分の哀れさに酔っているだけだと吐き捨てた言葉に、彼女は深く傷つき逆上。 目の前のジョージに対して「あなたも同じだ」と叫び、友達なんていくらいても仕方ない。問題はジョージがゲイだという事実。どうせまた誰かのものになるのだと泣きます。 激しい言い合いの後、少し冷静さを取り戻したジョージは、君は美しいのだからメソメソしたりせず、ロンドンに戻れと諭します。それに対して彼女は、ジョージの勤務する大学を三流校ではなく有名校に行ったら?と返すのでした。 そしてまた、チャーリーにとってアメリカという国はまさに夢であり、ロンドンに戻ることとは“敗北”なのだと答えます。喧嘩は終わり、少し素直になってきたチャーリーにとって、今夜ジョージが帰るのは辛い気持ちでした。 しかし、ジョージはその言葉をさえぎってドアに向かって歩き出します。 何としても今夜は家に帰りたかったのです。最後に自分のことは本気だったか? と聞くチャーリーに、努力はしたがダメだったと正直に答えました。 再び自宅で、何人かにしたためた遺書を眺めるジョージ。 ふと、ジムと出逢った日のことを思い出していました。海が近いバーに一人で行ったある夜。週末で店内は混み合い、ビールを1本持って外で飲んでいると、やはり一人訪れたらしい男性に惹かれました。 彼の名はジム。コロラド生まれだと言います。そのうち雨が降り出して店内へ。人込みの中、若い女性がジムに近づきますが、彼は「先約がある」と女の誘いを断り、ジョージを優先しました。その日から、二人は特別な関係になったのです。 ジョージは、今夜、その店に訪れてみました。 変わらない店内。あの日よりも空いています。カウンターでスコッチのボトルと煙草をオーダーしますがドアのほうを見るとあの学生、ポッターが入ってきたところでした。 ジョージがこの近くに住んでいることは、もちろん承知の上。ここに来れば先生に会えると思ったというポッターに、妙な感情が沸いてきます。ふと思い出しズボンのポケットから大学の購買でポッターから贈られた黄色いシャープナーを取り出しました。 ポッターは今のコンディションについて「今夜は良い。でも…現在は嫌い」と表現し、二人は今夜に乾杯をします。ポッターにとって過去はどうでもよく、さりとて未来に希望があるわけでもと嘆きます。今日の講義についてもっと話したかったと積極的です。 「死が未来だ。今が苦しいなら未来もそうだ」 そう言うジョージに対して「でも“今夜”はどうなるかわからない」と意味深なポッター。 詩的な会話は続きます。人は孤独であり、生まれて死ぬときも独り。肉体に閉じ込められて本当のその人というものはわからないから不安なのだ。人の真の姿はわからない。 人間関係に諦めているようなこの発言に、ジョージは「自分は見たままだから目を凝らせ」という言葉をかけます。そして人生に価値を得られるのはほんの数回。例えば他者と真の関係を築けた時がそうだと教えました。 この言葉に、ポッターは「先生はロマンチストだ」だと。また、歳をとればどんどん利口になると世間では言われていると思っていた彼にの考えをジョージは否定。それは間違いでどんどん愚かになるだけだ、と。 講義の前に学生たちに読むよう課題を出した、ハクスリーの著書の中にも、経験とはそれらの出来事で何を得たか、であると書いてあると話します。すると突然ポッターは「泳ごう」と言い出します。 意味がわからないジョージ。ポッターは、本当にその人が愚かなのかどうかは唐突な質問をすればわかるのだと言いました。もしもこの問いかけに逃げるのであれば、それは愚かということだ。いたずらな目で、外へと飛び出します。 夜の海辺。二人ははしゃぎながら砂の上を走ります。 あっという間に裸になるポッター。さすがにジョージは躊躇します。しかしポッターの後に続いて海へと飛び込んでいきました。真っ黒な波の中で叫び合っていると、波にのまれ溺れそうに。 あわてて岸に上がると、ジョージの額は出血していました。裸のままで「先生の家に行きたい」とせがむポッターに服を着るよう言うと「僕は透明なんです」。この言葉を聞いて、いつかジムも同じことを言っていたことを思い出しました。 「先生は監視していないと危ない」 どこか生意気にもとれる発言をしてくるこの一人の学生に、「それも才能だ」と答えます。少なからずジョージも今夜は違った感情が芽生えそうでした。つい、心を許しそうになりながら自宅へ連れていきます。 ずぶ濡れのまま部屋に入る二人。ポッターはジョージの傷の手当てをしようとします。洗面所に行き、引き出しを開けた時にジムの写真を見てしまいました。何かに確信を持ったポッター。そのまま、手当てに戻ります。 シャワーを浴びたあと、ビールを飲む二人。 あたたかい暖炉、ガラス張りの家を見てとても素敵だと言うポッター。語らい合う中で、本当は独りがいいと言う彼に、いつも一緒にいる女の子のロイスの立場はどうなると追及されると、 「彼女とは一度深い関係になっただけ。ただの親友だ」 と淡泊に答えてきました。不思議な感情が沸きあがるジョージ。 ビールを持ってきてくれとポッターに頼みます。彼が席を立つと、一気に顔を覆い、体を前に倒しながら「情けない!!」そう自分を責めます。 今日、ジョージは死ぬはずでした。さっきまでその意志はあったのです。 しかし、いざとなるとまるで死ぬのを邪魔されているかのような出来事が次々と起こりました。今、目の前で起こっている現実もそうです。 自分はジムとの思い出巡りのつもりで、あのバーに最後に行ったはずでした。しかし、ポッターが現れ…海で泳ぎ、はしゃぎ、そして今、裸になったひとりの学生に心が揺らいでいる。 そんな自分が、恥ずかしくて心から情けないのでした。 死ぬはずだった。その思いが一気に押し寄せ、ビールを取りに行かせたその隙に感情を吐き出したのです。戻ってきたポッターに、なぜうちの住所を秘書に聞いたのかと訊ねます。 「外で会いたかった」と答える彼。 「人と違う自分が苦しい。でも先生となら(分かり合える)。先生が心配なんです」 そう返答され、自分は大丈夫だとしか反応できませんでした。 そして時間は深まっていき、それぞれの場所で眠りにつきます。そして、ベッドの中でジョージはひとり、またいつものように水中を漂う同じ夢を見ます。そう、いつもいつも同じ夢。 午前3時近くになり、目を醒ますとソファで眠るポッターの側に行きます。 毛布の下にジョージの拳銃を抱いて寝ていました。「先生が心配だ」と言っていた通り、死なせない、守るというその正義感と優しさに、思わず涙ぐみます。 静かに銃を手に取るジョージ。引き出しの中に入れて鍵をかけました。 月が丸く見える夜。外を眺めます。静寂な時間が流れて、意識も明晰になってきます。そしてつい何時間か前に書いた遺書を燃やします。死ぬのが正しくないと判断できる意識と向き合うかのように。 「この明晰な時間は長くは続いてくれない。しがみついても消えていくが、これこそ命の泉だ。現在への覚醒。あるべきようにある」 自分を愚かとでもいうかのような表情を浮かべながら、ベッドに腰かけて水を飲もうと腕を伸ばしたそのとき、胸が突然苦しくなります。持病の発作でした。倒れ込むジョージ。 監視して危険から守る=死なせない、と言ってくれたポッターは深い眠りの中です。 ジョージの意識は遠くなり、徐々にここにいる自分から離れていくのを感じます。誰かが近づいてきました。あの世にいるジムの姿です。そっと顔を近づけると、優しいキスをしました。 ――そして、しかるべく死が訪れた。 無理に命を終わらせようとしなくとも、その時はやってくる。孤独と恐怖を最大の敵、テーマとして毎日を生きてきた男の、静かな幕切れが訪れました。  

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