映画「野火」のあらすじネタバレとラスト結末。感想と動画視聴方法

野火」は、第二次対戦のレイテ島を描いた映画です。

フィリピンのレイテ島といえば特に凄惨な激戦区で、極限状態に追い込まれた兵士たちをどこまでもリアルに描き出した衝撃作です。2014年に公開されたときは、あまりにも救いのない内容が話題にもなりました。


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「野火」のあらすじ

1944年、第二次大戦末期。

日本本土防衛のために「死守すべき拠点」とされていたフィリピンのレイテ島で、日本軍とアメリカ軍の壮絶な戦いが行われていました。


この戦場に出兵していた田村一等兵は、結核をわずらい、所属している部隊から役立たずと判断され、病院へ行くよう命じられます。

ところが、病院とは名ばかりのジャングルの中に建てられた小さな木造小屋で、中では大ケガをした血まみれの兵士が泣き叫ぶ。まさに野戦病院というべき状況でした。


そんな中で田村は医師から

肺の病気っていうだけで、よくここに来れたな

と言われ、持っていた食料の芋だけを取られて追い出されてしまいます。


仕方なく部隊に帰るものの、なぜ戻って来たと怒鳴られ、殴られ。再び病院へ行っても前回と同じように取り合ってすらもらえません。

途方にくれる田村が、病院の外の木陰で座っていると、若い兵士が「タバコと芋を交換しよう」と話しかけてきました。

貴重な食料を全て渡すわけにはいかず、しかし断りきれず。田村は芋を千切って若い兵士に渡します。


若い兵士は芋の欠片を持って、足を負傷した兵士の下へ向かいます。

この2人は、足を負傷して動けない安田という兵士の代わりに、安田のタバコを若い永松という兵士が食料と交換してくるという役割分担で、生きながらえているようでした。

永松は、一人では歩けない安田を見捨てられず一緒にいるようでしたが、そんな永松を安田は家来のようにこき使っていました。


その夜、永松が病院の芋を大量に盗み出し、見つかって医師たちに痛めつけられます。それを見て田村は、「これで勘弁してやって下さい」と自分の芋を医師に差し出します。

話を聞かず芋だけ奪い取ろうとする医師と田村がもみ合いになっていると、突如敵の機銃射撃が始まり、医師は銃弾で頭を撃ち抜かれてしまいました。


病院は爆撃により小屋ごと大破。

騒ぎに乗じて、永松は芋をカバンに詰め、安田を連れて去って行きました。


一方で、1人きりになり行く当てもなくなった田村。

ジャングルの中をさまよい続けます。


食料も体力も尽き果てた田村は、持っていた手榴弾で自決しようとしますが、故郷の妻のことを思い出し、かろうじて思いとどまりました。

この後田村は、野原に固まって生っている芋を見つけ、喜んで貪り食うのですが、これは生では食べられない芋で、腹痛に苦しむことになります。


さらにさまよっていると、教会が目に入りました。

芋を焼くためのマッチはないかと、田村は中に入ります。


そこへ若い現地のカップルが入ってきて、田村とにらみ合いになってしまいました。

田村はカタコトの現地語で、撃つ気はない、火をくれないかと頼みますが、怯えた女性が悲鳴を上げ続けるのを見て、思わず引き金を引いてしまいます。


女性が撃ち殺されたのを見て、男性は逃げ出しました。

田村は女性の足元の床下から、大量の塩の入った袋を見つけ、持ち出します。そして田村は、女性を撃った銃を川へ捨ててしまいます。


田村が芋の生えている場所へ戻ると、3人の兵士たちが芋を掘り出した後でした。

「伍長」と呼ばれる兵士のもと、彼らは撤退の命令に従い、撤退のためパノンポンへと向かう予定でした。1人きりの田村には、撤退命令も伝わっていなかったのです。


「伍長」は、どうしたものかと戸惑う田村に、言い放ちます。

「俺たちは、ニューギニアでは人肉も食べて生きてきたんだ」

「まごまごしてると、『食っちまう』ぞ?」


伍長と共にいた兵士は、田村の問いに、人肉を食べたというのは冗談だと笑います。

田村は芋と交換条件で兵士たちに塩を与え、共にパノンポンへ向かうことになりますが、この道筋はさらなる地獄へ続く旅の始まりだったのです。

「野火」のネタバレ

ジャングルの中の延々と続く小道を、パノンポンへ向け歩く田村たち。


道中、同じくパノンポンを目指す多くの兵士と出会います。

そして道を進むにつれ、力尽きたか食料が尽きたか、あるいは敵にやられたか。道の両側を埋めるように、死体の山が連なっていきました。


その途中、相変わらずタバコと芋を交換しようとしている永松を見かけます。

ですが、撤退して必死に逃げる状況で芋とタバコを交換する兵士はいません。交換ができず安田に怒られると思っている永松を田村を追いかけ、自分の芋を渡しました。


その後、再び伍長を追いかける田村。

すると伍長をはじめ大勢の兵士が待機している場所を見つけます。

先に見える丘を越えればパロンポンはもう目の前だが、敵に見つかる可能性が高い。夜になってから丘を越えるという話を聞き、田村もそれに従います。


やがて夜が来て、丘の斜面を匍匐(ほふく)前進でゆっくり登っていく兵士たち。

やっと丘を越えようかという時、目前に目もくらむような光が放たれます。敵は兵士たちが丘を越えるのを待ち構えていて、一斉にサーチライトを付けたのでした。


抵抗も出来ず、狙い撃ちのように次々と銃弾に倒れていく兵士たち。

その中で田村は倒れこみ、気を失います。


目を覚ますと、永松が田村を介抱してくれていました。

捕まえた猿の肉を干したものだ、食え

と、食べ物も与えてくれました。

安田は未だに永松に対し高飛車な態度を取り続けていましたが、永松は次第に安田を疎ましく思い始めていました。


「猿を取りに行く」と言った永松を田村が追っていくと、永松は銃で、逃げる人間を撃っていました。永松と安田は、猿ではなく、人間を撃って食料にしていたのです。

田村が永松からもらって食べたのも、干した「人肉」でした。


そこへ安田がやって来て、永松の前に立ちはだかります。

安田は足をケガしてはいましたが、実は歩ける状態に回復していたのです。


「やっぱり歩けるんじゃねえか!」


怒った永松は、「お前に俺が撃てるのか?」という安田を撃ち殺します。撃ち殺した安田の肉を、永松は狂ったように貪り食い始めます。

それをとがめる田村に、永松は血に染まった口で叫びます。

そういうお前も、どうせ俺を食うんだよ!

銃声が響き、田村は1人、永松と安田の元を去ります。


その後田村は現地の民兵に捕まり、日本へ帰還することになります。

戦争が終わり、故郷へ帰り。妻との生活を再開した田村でしたが、心の平穏は取り戻せていませんでした。


食事は部屋の中で、一人きりで取り。呪われたかのように、「儀式」のように茶碗に箸を突き刺し、ようやく食べ始めます。

田村がふと自宅の庭を見ると、そこにはまるで今もなお燃え盛るように、フィリピンの野原で燃えていた「野火」が見えるのでした。


「野火」の感想


観賞前から、その衝撃的な内容は耳にしていたのですが…

実際観賞してみて、衝撃度は予想以上でした。


見終わった後に、しばらく劇場の座席から立ち上がれなかったほどです。

それほどにこの作品に込められた熱量、この映画を完成させた塚本監督の並々ならぬ執念は、見る者の胸どころか、全身を打ちのめすほどです。


それでいて、主役を演じた塚本監督自身を始め、主要人物である安田や伍長などは、どこか飄々と(ひょうひょうと)しているのです。


決して目をむいて怒りをあらわにしたり、大声で叫ぶということはありません。

あまりに凄惨な戦場の現場を前にして、どこか達観しているようにも見えるのです。唯一、若い「泣き虫」の永松だけが、感情を「垂れ流している」ように感じます。


これは恐らく塚本監督の狙いで、凄惨な戦場で役者たちが感情をあらわにするより、効果的だと考えたのでしょう。

言葉もろくに通じない異国のジャングルで、声を限りに叫ぶことに、(役者として観客にアピールする以外に)何の意味があるのか?ということではないでしょうか。


ただその代わり、淡々と、「ぼそっ」と呟くように喋るセリフが多かったので、劇場ではやや聞き取りにくかったのは難点でしたが・・・

思うように資金が集まらず、配給会社も決まらぬまま、自主制作としてこの映画を完成させた塚本監督のただならぬ執念は、間違いなく伝わって来ました。


「野火」の考察


感想の欄でも書いたように、戦争の悲惨さ、むごたらしさを、これでもか!と言わんばかりの迫力で描き出し、強烈な印象を残す本作ですが。


しかし、見終わった後に、少し残念だったと感じた点がありました。

それは、思ったより、画面から「飢餓感」が伝わってこないのです。


主人公の田村たちがパロンポンへ向けて歩く道筋には、確かに死体の山が累々と(るいるいと)連なっています。

しかしこの死体の「死因」は、見る側が想像するしかないんですね。これが飢餓による死体の山だとは、わからないのです。


更に、田村たち一行が丘を越える場面では、惨たらしい死に様がいくつも描かれます。

これは確かに「戦争の悲惨さ」をまざまざと見せ付けるシーンですが、本作のテーマである「飢餓」とはまた別なんですね。

そういった銃撃などによる悲惨な死の他に、「飢餓による極限状況」を、もっと描いて欲しかったなと思いました。


実は意外に本作は、食べ物を探すシーンもありますけど、芋などをかじる「食事シーン」も多いのです。

もっと、食料が尽きて、虫や草も食い尽くして、食べられるものは、後は・・・!という状況を描き出してこそ、本作のテーマが生きるのではないかと感じました。

この「絶対的な飢餓感」を映像から感じる前に、「ニューギニアでは人を食った」という話が出てきたり、永山が「人間狩り」をするシーンが出てきてしまった、という印象です。


食料などの補給がなく、兵隊たちは飢えに苦しみ、餓死する者も多かったというレイテ島での戦闘の「情報」は知っていましたが、その情報がまずあって、ラストが導き出された。

極端な話、永山たち(を始めとする日本兵たち)が人肉を口にした理由は、観客の「予備知識ありき」で解釈することになってしまった。


本作が

異様なまでの迫力に満ちた、執念の映画

であることは間違いないのですが、その点だけが少し残念でした。


ただ、全体的に見れば間違い無しの傑作。

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