映画「ガラスのうさぎ」の簡単なネタバレと感想【無料動画】

6 min

映画「ガラスのうさぎ」を知っていますか?


1979年公開の映画であり、よくある戦争映画のようにチャンチャンバラバラするような作品ではないので、正直あまり知名度が高いとは言えません…

もともとは高木敏子さんという方が自身の体験をもとに書いたノンフィクション小説が原作であり、戦争で家族を失った小さな少女がどのように生き抜いていくか?


という内容になっています。

イメージ的には超有名な戦争映画「火垂るの墓」に近いかもしれません。


この記事では「ガラスのうさぎ」のあらすじやネタバレをザックリと簡単に解説したり、作品を見た感想を書いていこうと思います。

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ガラスのうさぎのあらすじ

太平洋戦争末期、戦局はアメリカ軍の圧倒的戦力と豊富な物量が日本軍を圧倒し沖縄戦線で勝利し、今度は日本の本島へ空から爆撃を加えてきます。

アメリカ空軍機は日本の東京・大阪・神戸・名古屋等の大都市や、地方の軍事工場へ大規模な爆撃を血気盛んに繰り返し、特に日本の首都・東京とその周辺都市は集中してアメリカ空軍機の爆撃にさらされます。


首都・東京には、「東京大空襲」がはじまり焼夷弾も落下され大規模な被害が出ました。


アメリカ軍の主力爆撃機B29は東京の上空遥か彼方から大量の爆撃を繰り返しに再三にわたり飛来、そのたびに空襲警報が鳴動し、もはや互角に戦う戦力も装備もほとんど残っていない日本は、アメリカ軍の圧倒的な戦力と容赦のない空襲にさらされ首都・東京は焼け野原になっていくのです。

この映画は当時、アメリカ軍の東京大空襲の中戦火を避け田舎へ疎開して終戦後、東京に帰るとそこはもう首都・東京の面影はなく、空襲で周り一面焼け野原になった場所にたたずむ1人の少女と、その一家が悲劇の中生き残った兄弟たちで力を合わせて困難と苦境を乗り越えていくアメリカのGHQ占領下での作品です。

ガラスのうさぎのネタバレ


東京の両国のガラス工場を営んでいた父を持つ主人公の敏子は父母妹たちと住んでいて父親が作った「ガラスのうさぎ」を手に毎日、楽しげにしていましたが、太平洋戦争が悪化して太平洋での各戦線で勝利を収めて勢いに乗るアメリカ軍が空から大空襲をかけてきたのです。

あらすじでも言いましたが、当初、アメリカ軍は、太平洋戦争末期の各戦線状況を見ても日本軍の抵抗は凄まじく、神風特攻隊や潜水艦の回天(大日本帝国軍が開発した人間魚雷)の命を惜しまない戦略を仕掛けてくる日本軍の抵抗は並外れたもので簡単には降参せず戦争も長引くとの見解を下していました。


実際、アメリガ軍が本土に攻めてくる危機感に日本国内でも軍部をはじめ「日本国民1億火の玉だ!」と、国民総動員の玉砕覚悟の徹底した祖国防衛を打ち立てていたのです。

そこで、アメリカの陸軍航空司令官は「日本の主要都市は木造で人口密度が多く、軍事産業や産業を焼夷弾で焼き尽くすのが効果的」との航空計画を打ち出します。結果として焼夷弾による地上の人々の恐怖心と戦意喪失を狙ったのでした。


慌てふためく首都・東京の人々。

都内には敵機空襲の警報が至る所で鳴動し、アメリカ軍の主力爆撃機B29からの爆撃は、首都壊滅せしめんと焼夷弾投下に変わっていきます。


この爆撃で敏子は母と娘を失ってしまうのです。


父親は大丈夫でしたが、東京でのアメリカ軍の大量無差別攻撃を目のあたりにして敏子と一緒に安全な田舎に疎開するのですが、敏子の父親も疎開先の神奈川県二宮でアメリカ軍のB29に銃撃されて命を奪われてしまうのです。

東京を離れる前に焼けた我が家から掘り出した「ガラスのうさぎ」を抱きしめる敏子ですが、とうとう1人になってしまい、東京の大空襲での参事はどうなっているのかも心配します。


終戦後、疎開先から東京に戻った敏子が見たものは周囲焼け野原でどこが実家だったのか分からなくなった無残な光景でした。

敏子は呆然と立ち尽くしますが、周辺を見るとアメリカの進駐軍・GHQが敗戦した日本軍に食料等を与え、子供達はアメリカ兵に「ギブミー・チョコレート」と言ってアメリカ兵の持参の食べ物を欲しがっている光景を見て本当に戦争は終わって日本は負けたのだと思うのです。


敗戦の中、1人我が家跡を探しそこへ1人で生活しようとしていた敏子にある日、戦争から帰還した兄2人が敏子を訪ねてくるのですが、帰還した兄達に喜ぶ敏子は、戦時末期の東京大空襲で家族を失った出来事や疎開していた時の出来事を兄たちに伝え、また無事に帰還した兄達の老を労いました。

しかし、これからは生計を立てていかなければならず、兄達も今後の生活に不安になり、そのうち兄たちも葛藤が起きて争いが起きるのです。


喧嘩に割って入る敏子ですが、兄たちは不快な顔をしてけげんな状態になり敏子も生活困難の中、何とか生計を立てようと仕事を探しに一軒ずつまわるのでしたが、何せ終戦直後の敗戦国日本に中々仕事がないのでした。

しかし何とか見つけて細々と生計をたてていくのです。


そして終戦の中の厳しい中ある日、敏子は勉強していましたが停電になってしまいますが、どうしても勉強したい一心で教科書を持参し、進駐軍のメモリアルホールに行くのですが米兵に止められてしまうのです。

英語が少し話せる敏子はその米兵に停電で勉強ができなくなった事を言うと、少しなら守衛室があるのでそこでならと、入れてもらい勉強するのでした。終戦後の混乱の中で、人々は我にと職や教養にたどり着こうと必死だったのです。


最後は1945年5月に日本が憲法第9条の「戦争放棄」を打ち立て、「平和主義、日本」を宣言することにより幕を閉じます。


ガラスのうさぎの感想


本作品は、原作者の高木敏子さんが太平洋戦争末期の東京大空襲で実際に経験した実話を描いた映画で、本(単行本)も出版、ロングセラーになり、現在はアニメ化もされるほどの心に残る名作です。

実際、

[box class=”blue_box” title=”受賞歴”]児童福祉文化省激励賞
JCJ賞奨励賞
青少年読書感想文課題図書
[/box]

にも選ばれています。


私がこの映画を初めて見た感想ですが、太平洋戦争末期では、日本軍は各地の戦線で進軍し勝利を重ねていると信じていた時代は陰りを見せ、アメリカ軍の本土空襲に備えていた首都・東京ですら実際は、アメリカ軍の戦力と物量に圧倒され大空襲では人々は空からの爆撃に反撃もできず逃げ惑うばかりの光景にはとても悲しい限り…

アメリカ空軍B29爆撃機から投下される爆弾は、そのうち焼夷弾に変わり燃え盛る炎の中、地上で必死に逃げ惑う兵士や一般市民にまで死傷者が出ていく有様には、戦争の本当の無慈悲さを見たような感想でした。


日本海軍の名将・山本五十六は

最初から大国アメリカや連合軍相手に勝てないとわかっていても祖国の為に戦わねばならない

とその言葉を残していましたが、この映画の東京大空襲の場面で実感しました。


戦時中、日本と同盟を結んでいたドイツは日本にもう一つの大国・ソ連を東西両方から攻めようと何度も打診してきたのですが、資源の乏しかった日本はそれを断り、ソ連と不可侵条約を結び、その一方で資源を求め南下し、太平洋戦争でアメリカを主力とする連合軍と戦い敗戦に追い詰められたのです。

日本は真正面からアメリカ・中国・連合軍と戦って敗戦したのです。


その時のこの映画の原作者はどのような思いだったのかを並行して見ていると終始いたたまれない心境でした。

あらすじでもお伝えましたが、本作品で一番の印象は、戦争という憎むべき争いに敏子たち一般市民が巻き込まれ、かけがえのない両親と妹を失いながらも終戦の中で、七転び八起きで前進していく姿と、いかに戦争が悲惨なものかと言うことでしょう。

ありきたりな感想ですが、戦争はやっぱり映画の中で見るだけに限りますね。


まとめ


ガラスのうさぎのネタバレやあらすじ、感想を書いてきました。


家族を失い、仕事もなく、誰もが貧しい時代を生きていく…

言葉にすると物語ではめちゃくちゃありふれた設定に思えますが、実際に映画を見ているとやっぱり目が涙でウルウル来てしまいます。

個人的には、最近ヒットした戦争アニメ映画である

「この世界の片隅に」

を好きな人はジャストな映画かもしれません。


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