映画「グッバイ、レーニン!」のフル動画を無料視聴する方法を紹介します。
ソ連時代のドイツを舞台にしたこの映画は、「ベルリンの壁、崩壊の前後で激変したドイツを浦島太郎のように生きる母親と息子」を描いた作品であり、笑えるコメディというより、ブラックジョーク気味な映画となっています。
めちゃくちゃ面白い!
という映画ではないのですが、すごく印象的です。
「グッバイ・レーニン!」は2003年公開な上に日本ではそれほど知名度がないので、DVDレンタル屋さんにもほとんど置いていません。ですが、ネットの動画配信サービス「U-next」なら3分で登録して無料視聴できます。
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「グッバイ・レーニン!」の動画配信状況

配信サービス | 配信状況 | 有料・見放題 | 字幕・吹替 |
U-NEXT | 〇 | 見放題 | 字 |
FOD | × | × | × |
TSUTAYA TV | × | × | × |
Hulu | × | × | × |
dTV | × | × | × |
Netflix | × | × | × |
Amazonプライムビデオ | 〇 | 400ポイント | 字 |
music.jp |
◯ | 324ポイント | 字 |
映画「グッバイ・レーニン!」を配信しているサービスは4つ。
・U-next
・music.jp
・Amazonプライムビデオ
・TSUTAYA DISCAS
ただし、ツタヤディスカスはオンラインでの動画視聴ではなくDVDレンタルです。
また、Amazonプライムビデオは他の3つのサービスと違ってお試し期間でも視聴に+400円かかります。なので、music.jpもしくはU-nextの無料お試し期間で「グッバイ・レーニン」を視聴するのがベストです。
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Youtubeやdailymotion、openloadなど動画共有サイトには、映画やアニメが違法にアップロードされている事があります。
ためしに「Good Bye Lenin」「グッバイレーニン」で検索してみたのですが、関連性のない動画ばかりで、映画をフル視聴できるサイトはありませんでした。

おまけに、動画共有サイト「openload」に至ってはアクセスしただけで、クレカ情報を盗むウイルスであるトロイの木馬が検出されました…
グッバイ・レーニンの動画を配信しているサービス
U-next(ユーネクスト)

お試し期間 | 31日間無料 | 月額料金 | 1990円(税抜) |
作品数 | 150,000本 | 付与ポイント | 動画ポイント:600 |
視聴方法 | オンライン | 視聴デバイス | スマホ タブレット パソコン |
備考 | 毎月、漫画や動画に使えるポイントが1200(1200円分)もらえる |
U-nextは合計15万本もの映像作品が配信されているサービス。
アニメや映画、ドラマなど様々な作品が配信されており、「グッバイ・レーニン」も見放題作品の対象です。月額は1990円で少々高めに感じますが、登録から31日以内に解約すれば1円も費用はかかりません。
登録は、下記のリンクから3分もあれば完了します。
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music.jp(ミュージックドットジェーピー)

お試し期間 | 30日間無料 | 月額料金 | 1922円(税込) |
作品数 | 180,000本 | 付与ポイント | 動画ポイント:1000 通常ポイント:600 |
視聴方法 | オンライン | 視聴デバイス | スマホ タブレット パソコン |
備考 | すべての作品でポイント購入が必要。ただし、登録時にもらえるポイントが多い |
名前でまぎらわしいですが、music.jpは映画やアニメも配信しています。
ただし、U-nextやNetflixのように月額料金を払えば見放題なわけではなく、1つ1つの映画をポイント(1作品200~500円くらい)で購入して視聴することになります。もっとも、登録時にポイントが1600もらえるので無料期間で充分楽しめます。
メールアドレスでの登録はもちろん、Googleカウントやfacebookアカウントでも簡単に登録できるので便利です。U-next同様に登録から30日以内に解約すれば完全無料で使用することができます。
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グッバイ・レーニンのPVとキャスト
[box class=”blue_box” title=”グッバイレーニンの登場人物とキャスト”]主人公:アレックス(ダニエル・ブリュール)
ヒロイン:ララ(チュルパン・ハマートバ)
姉:クリスティアーネ(カトリーン・ザース)
母:アリアーネ(マリア・シモン)[/box]
グッバイ・レーニンのあらすじ
グッバイ・レーニンは2003年公開のドイツ映画です。
ドイツは第二次世界大戦後40年にわたって西ドイツと、東ドイツに分断。
物語は1989年、ベルリンの壁が崩壊する直前から始まります。
アレクサンダー・ケルナー「通称:アレックス」(ダニエル・ブリュール)は、東ドイツの建国40周年の式典が行われた夜に改革を行う運動に参加、そして警察ともみ合いになっていました。
祖国・東ドイツを心から愛するアレックスの母・クリスティーアーネ・ケルナー(カトリー・ザース)は、我が息子のそのような行動にショックをおこし、心臓発作になり昏睡状態に。
そんなことで!?
と思うかも知れませんが、母クリスティアーネは熱烈な社会主義者。夫のローベルトが別の女性を追いかけて西ドイツに亡命して以来、どっぷりと社会主義に染まっていました。
昏睡状態の彼女が目覚めたのは8ヶ月後。
すでにベルリンの壁は崩壊、東西のドイツ人が自由に行き来している状態に。東ドイツの社会主義体制は完全に崩壊し、ドイツは実質西ドイツ主導で統一されていました。
「母さん、社会主義は終わったんだ…」
普通ならそう言うべきところですが、医師は母クリスティアーネを見て「もう1度、大きなショックを受けると命が危ない」と息子のアレックスに忠告していました。
もし熱烈な社会主義者だった母に真実を伝えてしまったら…母の身を守るため、アレックスは母の前では社会主義が今も続いていると演じることを決意します。
姉のアネリアや、アレックスの恋人ララも協力。
未だベッドから抜け出すことができない母親にニセモノのニュースを見せたりしますが、ある日クリスティアーネがカーテンの向こうに見えるビルに「コカ・コーラ」のポスターがはためている事に気づきます。
コカコーラは、西側陣営の象徴。
社会主義国家にそんなポスターが現れるわけがありません。
それでも息子アレックスはウソを突き通します。
「国内の景気が悪化したので西ドイツから車を輸入している」
「同国がコカ・コーラと提携した」
また、少しでも母に「社会主義は健在である」と示すべく、知り合いに社会主義時代を思わせるやり取りをしてもらったり、子供を呼ぶ(買収)して母の前で東ドイツの歌を唄わせて安心させようとします。
その一方、街では旧東ドイツマルクの通貨交換が実施。ドイツ統一は目前の状態で、今後のクリスティーアーネの容体は良くなるのか。何より東ドイツはもう存在しない事実を隠しきれるのか。
グッバイ・レーニンのネタバレと結末

ある日、クリスティーアーネは看病で疲れ寝ているアレックスの目を盗み外出してしまいます。
そこで見た街は自分が知る街とは全く違ったものでした。
西側の自由なファッション、見たこともない自由な広告、見たことのない種類の車、人々は自由な言葉で会話している。自分が知る「社会主義国家:東ドイツ」の姿とは何もかも違っていました。
極めつけは、彼女の頭上を通り過ぎたヘリコプター。
そのヘリコプターは社会主義のシンボル・レーニン像を吊るしたまま飛び去っていきました。もう何がなんだか分からないクリスティアーネはその場で立ち尽くします。
そこに息子アレックスが全力で駆けつけ、母を自宅に連れ帰ります。
そして、アレックスはまだウソを突き通します。
「西ドイツ難民を受け入れることになったため、街には西ドイツ製品があふれているのだ」
と。
内心はまだモヤモヤを抱えていた母クリスティアーネですが、息子の言葉を飲み込みます。そして西ドイツ難民に小屋を提供して受け入れ態勢をとってはどうかとアレックスに提案します。
ある日、かつて家族で住んでいた森のなかの小屋で。そこで思い出話に花を咲かせると共に、感傷的になったクリスティーアーネはアレックスらに「真実」を語り始めます。
かつて、西ドイツへ亡命した夫のロベルト。
息子アレックスは母から「別の女性を追いかけるためにお父さんは亡命した」と聞いていました。でも実は「家族全員で亡命をするはずで、社会主義に反対するロベルトが先に亡命した」と語ったのです。
ところが、その時期に西ベルリンへの亡命が流行していたため秘密警察シュタージの監視が強化。ベルリンの壁が強固なものになっただけではなく、亡命者は射殺されるようになっていました。
結果、父だけが単独で亡命することに。
父ロベルトは母クリスティアーネに何度も手紙を送りました。
ですが監視の強化されたベルリンの壁を家族をつれて亡命することはできない。そしてアレックスの一家は東ドイツへとどまることになった、というのが真実でした。
最後に、それを今でも後悔しているとも。
それ以降、母クリスティアーネの容態は悪化します。
そんななか、姉アリアネは自宅内から父ロベルトの手紙を発見します。アレックスは手紙に書かれた住所をもとに西ドイツへ行き、とうとう父ロベルトと再開することができました。
アレックスは父に言います。
「母クリスティアーネはまだ、東ドイツの体制が終わった事実を知らない」
と。
そして母が最期を迎える前に父と会ってくれるように説得しました。もちろん本当のことは隠したままで、下記のようなシナリオを話してほしいと。
「東ドイツ経済が悪化して、西ドイツに国境を開けている。ベルリンの壁崩壊は西ドイツの人々がしたもので、ドイツは社会主義で統一された」
ところが、その前に彼女のララがクリスティアーネに本当のことを話してしまいました。
そんな状況でも母クリスティアーネは夫ロベルトと再会できました。すでにララから社会主義崩壊の真実を聞いていましたが、息子の気遣いを思いドイツ統一を「素晴らしい」と喜びます。
数日後、クリスティーアーネは息を引き取るのでした。
アレックスは幼少期にロベルトといっしょに作ったおもちゃのロケットに遺灰をつめ、空に飛ばしてみて、遺灰を空中にまき、幕を閉じます。
グッバイ・レーニンの感想
この作品、コメディに分類されています。
ところが映画を実際に見てみると分かりますが、あんまりコメディっぽくない。むしろ笑いよりなんとも言えないモヤモヤ感が常につきまとう作品となっています。
やはり印象的なのは、
「レーニン像がヘリコプターに吊るされ母の頭上を通り過ぎるシーン」
でしょうか。
あの時のクリスティアーネの心はどんなものだったのか。
今まで誰もが敬い、社会主義の象徴であったレーニン像が無造作に吊るされている姿なんて、もはや今まで生きてきた常識がすべて破壊されたようなものでしょう。
個人的にこの映画のNo.1シーンですね。
映画自体も、当時の東欧における共産圏の崩壊を感じることができ、当時の東ドイツの生活の一部も味わうことが出来るストーリーになっていて悲喜劇の要素もあるため、鑑賞しやすいようになっています。
グッバイ・レーニンを無料で視聴するなら
グッバイ、レーニン!を視聴するなら
・music.jp(ミュージックドットジェーピー)
・U-next(ユーネクスト)
どちらも月額の配信サービスではありますが、それぞれ登録から約1ヶ月お試し期間があり、その間に解約すれば1円もかからずにグッバイ、レーニン!を視聴することができます。
特に、U-nextは合計15万におよぶ映画やアニメ、ドラマを視聴できます。登録も3分あれば終わりますし、解約も数クリックすれば終わるのでぜひ登録してみてください。
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