映画「LOTR 王の帰還」のフル動画を無料視聴【字幕/吹替】

LOTR(ロード・オブ・ザ・リング)王の帰還のフル動画を無料で視聴する方法を紹介します。


名作ファンタジー、ロード・オブ・ザ・リングの最終章です。

冥王サウロンから中つ国を守る戦いが佳境を迎え、前作以上にスペクタクルな戦闘シーンの数々や、光と闇の世界の対比が、シリーズを通して絶賛される映像美で表現されています。

指輪を捨てるフロドの旅もついに終わりを迎え、結末が気になるところ。


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music.jp 330ポイント 字・吹
 

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「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のあらすじ

「1つの指輪」とゴラム


遠い昔。

勇者イシルドゥアが冥王サウロンを倒して手に入れた「1つの指輪」は、イシルドゥアの死とともに川の底に沈み、それ以来ずっとみつけられることなく時を過ごしていました。

その川でホビットに近い種族の二人の青年が釣りをしていました。スメアゴルとデアゴルです。デアゴルが川に落ち、たまたま握りしめた川底の泥から「1つの指輪」が出てきます。


瞬く間に指輪の魔力に取りつかれてしまう二人。指輪を取り合った挙句、スメアゴルはデアゴルを殺してしまいます。

スメアゴルは仲間から追放され、一人で霧降り山脈の洞窟にこもり、指輪だけを愛でて暮らす日々。指輪の魔力で生き続けるも、彼の姿はどんどん怪物のように変化していきました。


毛が抜け、ぬるっとした皮膚、痩せこけた手足で四足の獣のように歩く…こうしてスメアゴルはゴラムになったのです。

フロドとサムの同行者になり、一時的に良心を取り戻しつつあった彼は、今や指輪を奪う隙を狙う危険人物。サムはゴラムを疑いますが、フロドは彼をいさめるのでした。

旅の仲間との再会


一方、アラゴルンたちはガンダルフに連れられて、サルマンのいるアイゼンガルドへと向かい、メリーとピピンに再会します。

水浸しの塔の前で、サルマンの貯蔵庫から出てきた食べ物を食べ、パイプ草を吸ってくつろいでいるホビットたちに、ガンダルフはあきれ顔。

そのときピピンがサルマンが遠見に使っていた魔法の石パランティアをみつけますが、ガンダルフが布に包んで隠してしまいます。

ゴンドールへ…ピピン、メリーとの別れ


前作でサルマンの軍勢を退けた騎士の国ローハンでは、戦に勝ってお祝いムードでしたが、サウロンの脅威は去っていません。

アラゴルンはモルドールの侵攻をうけている王国ゴンドールに加勢するべきだとセオデン王に進言しますがはねつけられます。

「われらが苦しい時に、彼らが助けに来てくれたか!?」

先の戦いでは孤立無援。一時は死をも覚悟したセオデン王の心はかたくなです。

しかし、両国の協力なしにはモルドールに対抗できません。ガンダルフは単身ゴンドール側の説得に向かうことにします。


その夜、好奇心の強いピピンは、ガンダルフが寝ている隙にパランティアに触り、覗き込んでしまいます。

ピピンが見たものは、モルドールの塔から見張る、炎に包まれた大きな目…サウロンでした。すぐに気づいたガンダルフが再び石を包み、ピピンが何を見たのかをたずねます。

ピピンはサウロンを見たが、名前やフロドのことはしゃべらなかった…ホビットであるピピンがサウロンの次の標的になると考えたガンダルフは、ピピンをゴンドールへと連れて行くのでした。

エルフの姫アルウェンの決断


サウロンが徐々にその力を増していく中、エルフたちの大部分は西方へと出航する船に乗るため、港へと向かっていました。

エルフの姫アルウェンは、アラゴルンへの愛を胸に秘めながらも、父に説得されて一行とともに森の中を移動していました。

するとどこからともなく現れた少年が目の前を駆け抜けていきます。目を移してみれば少年の行く先には白い石造りの部屋が現れ、そこで少年を抱き上げたのは少し歳を取ったアラゴルンの姿でした。


まだ希望は失われていない!


アルウェンは大急ぎで裂け谷に戻り、かつてイシルドゥアがサウロンを倒した時に折れた王の剣を鍛えなおすよう父に進言します。

船はもうなく、サウロンの力が強まるとともに、エルフの力が弱まりアルウェンも力を失い弱っていくのでした。

ゴンドールの執政デネソール


ゴンドールの都ミナス・ティリスでガンダルフとピピンは、この国の執政デネソールに謁見します。

ゴンドールは古の戦の勇者イシルドゥアが王位継承者でしたが、戦の帰りに殺されてしまって以来、王が不在。執政が王の代わりに国を治めるという形を受け継いできたのです。

折しもデネソールは愛する息子ボロミアの死を知ったばかりで感情的になっていました。

自分とメリーを救うために命を落したボロミアに恩を感じていたピピンは、デネソールに仕えたいと申し出て衛兵に任命されるのでした。

ガンダルフはローハンに助力を請うよう説得しますが、彼はローハンに王の末裔アラゴルンがいることも知っていて、ゴンドールを奪う気だと言って拒絶します。

話にならないと判断したガンダルフは、ピピンを使ってローハンに助けを求めるのろしに火をつけさせることに成功。

のろしを見たローハンのセオデン王は、ゴンドールを援護する決意を固めるのでした。

父と息子のすれちがい


ゴンドールでは、執政のもう一人の息子ファラミアが、モルドールとの防衛線であるオスギリアスの砦が陥落したことを父に報告していました。

ボロミアの死から立ち直っていない執政は、砦を取り戻せと言い放ちます。

自分に冷たい父の姿に、

ボロミアではなく、私が死んだほうが良かったとお思いでは?

と思わずきいてしまったファラミアに

そうだ。

とデネソールは答えます。

ファラミアは父への愛と悲しみを胸に、死を覚悟して戦場へと戻るのでした。

フロドとサムの間に亀裂が…


滅びの山を目指すフロドとサム。案内人のゴラムは邪魔者サムをフロドから遠ざけようと一計を案じ、食料を捨て、サムに罪を着せます。

さらに、モルドールが近づくにつれて指輪の魔力に抵抗するのが難しくなり、消耗が激しいフロドを心配したサムが、少しの間かわりに指輪を持とうかと提案したことで、指輪を取る気ではないかとフロドは邪推。


結果としてゴラムの言葉を信じてサムを置き去りにしていってしまうのでした。

尊敬するフロドからのひどい仕打ちに、サムは打ちひしがれます。

王の剣と「死者の道」


ローハンでは、ゴンドールに向かう途中の砦に各地の部隊を集結させていました。

それでも、この戦力ではモルドール軍には勝てない。

焦るアラゴルンの野営地に裂け谷のエルロンドが現れます。彼は鍛えなおした王の剣「アンドゥリル」を渡し、この地にある「死者の道」を行けと助言します。


「死者の道」には、かつて人間の王イシルドゥアに忠誠を誓いながらその制約を果たさなかった罰で永遠に成仏できない、死者の王とその軍勢がいるという。

「アンドゥリル」をみせて王の末裔であることを認められれば、彼らを戦いに参加させることができるかもしれない…。


アラゴルンは「死者の道」を行くことを決意し、”旅の仲間”であるエルフのレゴラスとドワーフのギムリも同行します。

三人を見送ったローハン軍は、ゴンドールとともにサウロンの軍勢と闘うため出発を開始するのでした。

その中には、鎧姿のメリーと一緒に男装したローハンのエオウィン姫の姿がありました。


自分も剣でローハンのために戦いたい!

今度こそ戦闘に参加するために、彼女は兄エオメルにも内緒で騎馬隊に潜り込むのでした。

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のネタバレ…最終決戦と指輪の最後

ミナス・ティリス防衛戦


ゴンドールでは、オスギリアスの砦を取り戻しに出陣したファラミアが瀕死の重傷を負って戻ります。意識不明の息子を見て執政デネソールは錯乱します。

さらに、ミナス・ティリスの都に続々と押し寄せてくるモルドールの軍勢を目の当たりにして絶望。なにもしない執政に見切りをつけたガンダルフは自らゴンドール軍の指揮を執り、都の守りを固めます。

激しい攻撃に耐えながら夜を迎えますが、遂に城門が破られ、都の第一層目に敵が侵入。退却して第二層目の門を閉め立てこもりました。


その間、錯乱したデネソールはまだ息のあるファラミアを墓所に運び、自らとともに焼身自殺を図ります。

ピピンの知らせで駆け付けたガンダルフが火の中からファラミアを助けますが、デネソールは火だるまで都の頂上から落ちてゆくのでした。


ペレンノール平原の戦い


長い夜が明け、再びモルドール軍の城攻めが始まったころ、ミナス・ティリスの外に広がるペレンノール平原にローハン軍が到着します。

雄たけびとともに戦場になだれ込むローハン軍。


しかし、モルドール軍にはオークの軍だけではありません。

「オリファント(巨大な象のような動物)」の部隊のほか、翼竜に乗ったサウロンのしもべ「ナズグル」、さらにナズグルたちの首領である「アングマールの魔王」が参戦しています。


混戦の中、離ればなれになるエオウィンとメリー。

エオウィンはメリーを探します。


気づけば「アングマールの魔王」がセオデン王に迫っていました。王を守ろうと魔王の前に立ちはだかるエオウィンですが、魔王の圧倒的なパワーの前には太刀打ちできません。

諦めろ。人間の男に私は殺せぬ。

と余裕の魔王に、突如現れたホビットのメリーが攻撃します。

人間ではないメリーに気を取られた魔王を前に、エオウィンは兜を外し、


私は男ではない!

と言い放って、闇の穴のような魔王の顔に剣を突き刺し魔王を倒します。


馬の下敷きになって動けない王のもとに駆け寄るエオウィン。

重傷を負いかすむ目で彼女を見た王は

「エオウィン…お前の顔が分かる。」

と微笑みます。

そして、助けを呼ぼうとする彼女を制し、

「わしの体は砕かれた。これで恥じることなく父祖の仲間入りができる。」

と言って息を引き取るのでした。

死者の軍


都の中でも、外の平原でも戦いは続いていますが、圧倒的な敵の多さに、人間たちが敗色濃厚になったころ、戦場に近い港に黒い船団が到着します。

オークたちは味方の海賊がやってきたと思いますが、船から降りてきたのは、アラゴルン、レゴラス、ギムリの三人。そして、「死者の谷」の軍勢でした。


死者たちは「アンドゥリル」の剣を見てアラゴルンが王の末裔であることを認め、永遠の呪縛から解放することを約束に、一度だけ王の招集にこたえたのです。

三人と死者の軍勢は戦場を駆け巡り、形勢逆転。戦いは、ゴンドールとローハンの勝利に終わります。

侵略軍を破っただけで、モルドールにはまだサウロンがいます。けれどアラゴルンは約束通り死者たちを呪いから解放するのでした。


ゴラムの罠とサムの活躍


一方、フロドに置き去りにされたサムは来た道をひとりで引き返していました。三人で登ってきた長い階段を下っていくと、途中になくなったはずの食料が落ちています。

やっぱりゴラムの仕業だった!…フロドが危ない!


サムは大急ぎで二人を追いかけます。

まんまとフロドからサムを引き離したゴラムは、彼を大蜘蛛「シュロブ」の巣へと案内します。シュロブはいつもお腹を空かせていて、迷い込んだオークを捕まえて食べてしまうのです。


襲いかかるシュロブに、フロドはロスロリアンの女主人ガラドリエルから贈られた「ガラス瓶」の発する光でけん制しますが、毒針を指されて倒れます。

フロドを追ってきたサムが果敢にもひとりで大蜘蛛を撃退するも、倒れているフロドを見て彼が死んでしまったと後悔の念でいっぱいに…。


そこに見回りのオークが来たのでとっさに指輪だけは取られてはならないと思い、指輪を持って隠れます。

オークの会話からフロドが気絶しているだけであることを知ったサムは、オークの砦からフロドを救出し、指輪をフロドに返します。

二人は再び滅びの山目指して進みますが、フロドは衰弱しており、歩けません。


サムは彼を背に負い、

あなたの重荷は背負えませんが、あなたを背負うことはできます。

と言って前に進むのでした。

最後の戦い


ゴンドールでは、戦いの後、アラゴルンたち旅の仲間とゴンドール、ローハン、すべての連合軍でモルドールに戦いを挑むことを決めます。

サウロンを倒さない限り、この戦いは終わらない。


サウロンを倒すためにフロドたちが今も滅びの山に向かっていると信じて、彼らが動きやすいようにサウロンの目を戦いに向けさせようという作戦です。

モルドールとの国境「黒門」の前に集結した連合軍に向かってアラゴルンは檄を飛ばします。

いつか人間の世界が終わり、悪がはびこる時が来るかもしれない!しかしそれは今日ではない!

心を一つにした連合軍と、モルドール軍の最後の戦いが始まりました。

「1つの指輪」の最後


その頃、フロドを背負ったサムは滅びの山の火口付近にたどり着きました。あと少し、というところでゴラムが現れ、フロドから指輪を奪おうともみ合いになります。

何とか火口までたどり着いたフロドに「早く指輪を捨てて!」と叫ぶサム。

ところがフロドはついに指輪の魔力に屈し、


いやだ。これは僕のものだ。


と言って指輪をはめます。

サウロンの目がフロドに注がれ、姿を消したフロドが立ち去ろうとした瞬間、またしてもゴラムがフロドにとびかかり、彼の指を食いちぎって指輪を奪おうとします。

もつれ合った二人はそのまま火口に…フロドの方はかろうじて岩につかまり助かりますが、ゴラムはどこまでも指輪を追い求め、共に溶岩へと沈んでいくのでした。


その瞬間、サウロンは滅び去り、闇の軍隊も壊滅、滅びの山は噴火。

サムとフロドは岩の上に逃れますが、逃げ道はありません。これで最後と覚悟したところ、ガンダルフが友達の大鷲に乗って現れ、二人は無事救出されたのでした。

王の帰還


その後、アラゴルンがゴンドールの王に即位し、ようやくミナス・ティリスに王が帰還します。


戴冠式で多くの人々に囲まれたアラゴルンは、祝いを述べる4人のホビットたちに

「礼を言うべきはわれらの方だ。」

と感謝の意を伝え、彼らに頭を下げます。

それに倣い、その場にいた全員がホビットたちにこうべを垂れるのでした。


祝いに駆けつけた人の中には、旅の仲間を支援し続けたエルフの王エルロンドの姿もありました。彼の後ろからはバラ色の頬をしたエルフの姫アルウェンがアラゴルンの前に進み出ます。

彼らは抱き合い、種族の隔たりと苦難を乗り越えて愛し合う二人はやっと結ばれるのでした。

ホビットたちのその後


すべてが終わり、4人の英雄はのんびりとした故郷ホビット庄に帰ってきました。メリーとピピンはもとの陽気で平和な暮らしに戻り、サムは片思いしていた女性と結婚します。


しかし、フロドだけは違っていました。

ブリー村から裂け谷に向かう途中の砦でナズグルから受けた闇の傷(「旅の仲間」参照)が、中つ国で完全に治ることはないのです。


また、指輪の魔力に触れていた日々は、フロドの内面の一部を変えてしまったようです。

ビルボがかつての旅を「ホビットの冒険」として記した本に、自らの旅を「ロード・オブ・ザ・リング」として書き足したフロドは、やるべきことをすべて終え、ビルボとともにエルフの船に乗って中つ国を去っていきます。


てっきりビルボの見送りだと思ってついてきたサム、メリー、ピピンの三人は驚きながらもフロドとの別れを受け入れます。

別れを最も悲しんだサムは、重い足取りで帰宅しますがそこには愛する家族が待っていました。家族とともにサムが笑顔で我が家に入っていくところで、この長い冒険の物語は終わりを迎えます。


「「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の結末と解説


「1つの指輪」を捨てるフロドの旅は、苦労の末に使命を果たして幕を閉じることができました。

しかしフロドは滅びの山の火口に立った時、指輪を捨てることをちゅうちょし、遂に指輪の誘惑に屈してしまいます。その時サムが見たフロドの表情には、狂気が宿っています。


滅びの山にたどりつく直前のこと、衰弱しているフロドに少しでも力をつけようとサムは残り少ない食料を食べさせようとします。

それまで帰りのことも考えて食料を管理していたサム。

帰りの分が無くなるよ。

というフロドに、

帰りの旅はもうないでしょう。

と返します。


やり遂げた後は死ぬだけ。二人の心中はどんなものだったのでしょう。

どんなに誠実な人でも、心体ともにギリギリの状態でがけっぷちに立った時に、強い誘惑に抵抗するのは難しいのだと、旅のラストは教えてくれます。


また、フロドとサムをガンダルフが救いに現れるというのも、ハッピーエンドにするための都合よいストーリー展開というふうには、私は思いません。

そもそもの始めから、ガンダルフは争い事には無縁のホビットであるフロドに、この重い使命を追わせたくなかったのです(「旅の仲間」を思い出してください)。

旅の終着点が分かっている以上、使命を果たした時には何とかして救出しようとあらかじめ手立てを考えていたのではないかと思うのです。それもまた友情ゆえです。


各地でこの世界を攻撃する闇の勢力と闘い続けてきた、アラゴルン、レゴラス、ギムリの活躍は、フロドの旅を陰で支援していたというよりは、現実世界の脅威から大勢の人を救ったという点に大きな意味があると思います。

ミナス・ティリスにアラゴルンが王として帰還するという結末は、新時代の到来を告げています。中つ国からエルフたちが去り、これからは人間の時代が始まるのです。


考えてみれば、今回の大戦争で戦ったのはほとんどが人間です。

エルフ族は手助けはしますが、昔のように連合軍を組織してくれるわけではありません。

ドワーフはもともと他種族との交流がほとんどなく、独自の地下世界を築いているので、古の戦争にも協力していません。

しかし旅の仲間として、エルフのレゴラスとドワーフのギムリが種族代表のような形でこの戦争に大きく貢献していることには意味があると思います。


中つ国が「人間の時代」になっても、この世界に存在する種族は人間だけではない。

たくさんの種族によって世界は構成されている。


…ということを示しているのではないでしょうか。

物語を通じて種族を超えた友情や愛を表現してきたこの作品は、今日叫ばれている「多様性を受け入れる」という社会のテーマとも合致するように感じます。

 

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