映画「ノーカントリー」のフル動画を無料視聴【吹替/字幕】

映画「ノーカントリー」のフル動画を無料視聴する方法を紹介します。

1980年のアメリカとメキシコ国境地帯を舞台に、不運な偶然からクスリの売人と買い手から追われることになった男性の逃走劇を描いたサスペンススリラーです。


この映画の面白さは、画面から伝わる緊張感。

追う側も追われる側も常に緊張の糸が張り詰める。保安官の目を通して外側から事件を見ることで、大金のために大勢の人間が簡単に殺されてゆく異常さと凄惨さを浮き彫りにしています。


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Hulu × × ×
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Netflix × × ×
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・TSUTAYA TV
・music.jp
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「ノーカントリー」のあらすじ

テキサスの荒野で狩りをしているルウェリン・モス

ふと、すさまじい撃ち合いの痕跡が残っていることに気づきます。


現場近くのトラックにはクスリと思われる積荷。

さらに大勢の死体と重傷で動けない男が一人。何かしらの抗争があったのは明らかです。それなら撃ち合いに勝って生き残った男が金を持っているかもしれない…。


そう思いルウェリンは追跡を開始します。

そして追いついた先で、1人の男がすでに息絶えていました。

周囲には大金が詰まったカバンがあり、ルウェリンは銃と一緒に持ち帰ります。こうしてルウェリンは棚ぼた的に大金を手に入れたのです。


その夜。

金を手に入れた罪悪感からなのか、ルウェリンは今日会った死にかけの男がどうしても気にかかり、水を持って様子を見に行くことにしました。


ところが、そこでクスリの売人だったメキシコ人たちに見つかり、追われてしまいます。

川に飛び込み怪我をしながらも命からがら逃げかえった彼は、妻を実家にやり、自らも追っ手をまくために家を出ます。


その頃、クスリの買い手側も大金を取り戻すために殺し屋アントン・シガーを派遣します。


シガーというこの男。

気に入らなければ仲間だろうと、見知らぬ人間だろうと殺す、およそ人間らしい感情を持ち合わせていません。

たまたま出会ったに過ぎないガソリンスタンドの店員をも、お遊びのようなコイントスの結果次第で、本気で殺そうとしていたように。



さっそく抗争の現場へ向かい、そこで犯人をルウェリンと特定します。

家に襲撃をかけますが、この時点ですでにもぬけの殻。それを見て殺し屋アントンはさっそくルウェリンの行き先を予想して追跡を始めます。

実は、大金には発信機が取り付けられており、殺し屋は受信機を持っているので、どこにルウェリンがいようと居場所がバレてしまうのです。



一方、そうとは知らないルウェリン。

モーテルに部屋を取り、念のため通気口に金のカバンを隠して買い物に出かけます。戻ってくると、部屋のカーテンが少し開いている…。


追っ手に待ち伏せされていることに気付いた彼は、部屋には戻らずにカバンを隠した通気口のつながった先の部屋をとり、そこからカバンを取り戻そうとします。

その作業中に、受信機を手にした殺し屋が金を隠した部屋を特定。

待ち伏せしているメキシコ人達を空気銃で皆殺しにしてしまいます。騒ぎの隙にルウェリンはカバンを回収して脱出。辛くも難を逃れます。


一方、荒野での撃ち合いの現場を見た保安官は、そこに彼の車が乗り捨てられていたことから、ルウェリンがとんでもない事件に巻き込まれていると知ります。

そこで、クスリがらみの大がかりな事件の捜査は麻薬取締局に任せることにして、自分はルウェリンの妻に会い、彼の立場を説明して、助けたいこと、連絡があったら教えてほしいことを告げます。


・・・


なぜ居所が知れたのか?


次にたどり着いた街のホテルで彼は発信機を探し、発見します。

ところが、ちょうどそのタイミングで、扉の外から受信機の音が聞こえてきます…ついに、ルウェリンは殺し屋と対面することになってしまいました。


殺し屋の武器は、意外にも空気銃。

一瞬ひるんだルウェリンでしたが、散弾銃で応戦。撃たれながらもホテルの窓から路地に逃げ、車で逃げようとするも撃ちまくられて逃亡を阻止されてしまいます。


機転を利かせた彼はとっさに車から降り、カゲに隠れて殺し屋を逆に待ち伏せ。倒すことはできませんでしたが、相手にも傷を負わせます。

最後の力をふりしぼって発信機を外したカバンを国境の川沿いの草むらに隠し、メキシコに逃げ込んだルウェリンはついに意識を失ってしまうのでした。

「ノーカントリー」のネタバレ

ルウェリンは、メキシコの病院で目を覚まします。


そこで謎の男が現れます。

彼は組織のコントロールが利かなくなったアントン・シガーを始末するために送り込まれた新たな殺し屋、カーソン・ウェルズでした。


金のありかを教えたらシガーから守ってやる。電話しろ。


と言い残して去っていくウェルズ。

彼はルウェリンが協力的ではないとみて、自力で金のありかを突き止めます。しかし、ホテルに戻ったウェルズをシガーが待ち受けていました。

ルウェリンはウェルズに連絡しますが、電話に出たのはウェルズではなくシガーでした。


金を渡せば女房の命だけは助けてやる。


とシガーはルウェリンを脅します。

この申し出にルウェリンは怒り、解決策として妻に金を渡すことを思いつきます。

殺し屋が追っているのはルウェリン。発信機はもうない。彼が金を持っていると相手が思い込んでいるなら、盲点をついて金をよそにやろうと考えるのです。


彼は妻に連絡を取り、待ち合わせますが、なんと妻の方はメキシコ人に見張られていました。こうしてメキシコ人達に彼の居所が知れてしまいます。

また、妻は保安官に待ち合わせ場所を教え、保安官はそこに向かうのですが、着いたときにはルウェリンは殺されてしまった後でした。

殺人現場は空気銃で錠があけられた跡があり、保安官はシガーの仕業だと気付きます。大勢の人間が死に、たった一人を救うこともできなかった。保安官は打ちのめされます。


・・・


少し後、妻の実家にアントン・シガーの姿がありました。

あなたが何のために来たか、わかってるわ

奴がルールを破ったからだ

あたしを殺してなんになるっていうの?

みんなそう言うんだ。なぜかな。


ふるえる妻に向かってシガーは

ならばせめてコイントスで決めよう。

と提案します。



ところが、ルウェリンの妻はこれを断ります。

いやよ。決めるのはコインではなくあなた自身でしょう。


このセリフを聞いたシガーの表情が一瞬ゆがみます。それまで主導権を握っていたシガーが彼女にズバリと真実をつかれたのです。

ラストになってもまだシガーの本意が理解できないままでいることに観客は気づかされます。そして…彼女の家から出てきたシガーは車に乗り、去っていきます。


ところが、突っ込んできた車がシガーの車に衝突し、血だらけで車を降ります。

腕の骨が折れて肉から突き出る重傷を負いながら、シガーはその場にいた少年からシャツを買い、俺と会ったことは忘れろと言い残して消えていきました。


「ノーカントリー」の感想


この映画、1回見ただけだと分かりづらいところがあるかもしれません。

「ノーカントリー」の特徴は、場面や状況をいちいち詳しく説明しないこと。そもそも、作品の舞台が1980年だとわかるのも物語終盤になってからです。


場所もテロップなんかの説明は一切なし。

服装からなんとなく少し昔の話かなと推理する。

カウボーイハットや皮のブーツから南部かなと思いながらみていると、会話の中でテキサスだとかエル・パソだとか地名が出てきて分かる。…といった具合です。


また、映画後半ではシガーが人を殺す場面も省かれていきます。

本当に殺したのか、気まぐれで生かしたのか、はっきりとは分からない。けど、おそらく殺したんだろうな…と流れから推測するような仕掛けになっています。


ルウェリン殺害の場面もそうです。

ボーッと見ているとシガーが殺したのか、メキシコ人が殺したのか分からない。最悪「いつの間にか死んでる!」みたいな状況にすらなります。


「人殺しをした犯行現場に戻ってきて、さらに殺すなんてわけが分からない。」


という保安官の言葉から、メキシコ人達が去っていく前にルウェリンが殺されていたことが暗示されます。さらに現場の錠が空気銃であけられていたことから、シガーがやったと分かるのです。


またラストの、ルウェリンの妻とシガーの会話シーン。

シガーは家から出てくるだけで、妻が殺される描写はありません。流れから「ああ、きっともう…」と予想するしかできないわけですね。


「はっきり説明しない」ために、怖さが増しますし、ストーリーにちりばめられたヒントの意味を推理するミステリーの要素も味わえるのです。

一度見ただけではよく分からなかった部分が、二度目にはなるほど!となったりします。そして多分観た人によっていろんな解釈がある映画だろうなと思います。


「ノーカントリー」の評価


血なまぐさいシーンが多い映画なので、決して万人受けする作品ではありません。なので、日本での知名度は決して高くないと言えます。


でも、ノーカントリーは数々の賞を受賞している名作です。

アカデミー賞には8部門ノミネート、そして4部門受賞する高い評価を受け、日本でもキネマ旬報外国語映画ベスト・テンで1位を獲得しています。


何より、印象に残るのが殺し屋アントン・シガーの圧倒的な存在感。


冷酷、異常。

何を考えているのか分からないサイコパスのような行動は、得体の知れないものを見るようで、単なる殺し屋では終わらせない不気味さを漂わせています。


ノーカントリーの人気の半分はシガー。

と言っても過言ではないほど、シガーの異常性は見ごたえがあるし、ハンパなホラー映画よりもノーカントリーのほうが間違いなくキモが冷えますね!



 

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