映画「セブン」フル動画を無料視聴☆dailymotion&openload

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1991年に製作された「羊たちの沈黙」と合わせて、猟奇連続殺人犯の登場するサイコ・サスペンス映画の代表格として、今なおその鮮烈さが色褪せることのない、名作です。


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「セブン」のあらすじ

奇怪な連続事件の始まり

ひっきりなしに雨が降り続く、都会の憂鬱(ゆううつ)な日々。

拍車をかけるように、今日も陰湿な殺人事件が発生します。


巨漢の男が、テーブルの上に置いてあるスパゲッティの皿に顔を突っ込んだまま死んでいるという、異様な殺人現場。

一週間後に定年退職を控えたベテラン刑事・サマセットが現場を調べていると、新しく赴任してきた若い刑事・ミルズがやって来ます。

赴任してすぐにこの現場へ行くよう指示されて・・・と「よく喋る」ミルズに、サマセットは「少し黙っていてくれないか」と言って、無言で現場の調査を続けます。


一通り調べ終わった後に、飲みにでもいかないか?というサマセットの誘いを、ミルズはすげなく断るなど、2人は何か息が合いません。

殺人現場と遺体を調べたサマセットは、この殺人が綿密に計画されたものと推察、この一件では終わらず「次の事件」が起きることを予想します。


退職間近のサマセットは、長引きそうなこの事件の担当を外してもらえないかと上司に頼みますが、上司は他に適任がいないと受け入れてくれません。

逆に、赴任してきたばかりで張り切っているミルズが、「君にはまだムリだ」と担当を外されてしまいます。


ミルズは、町で起きた別の殺人事件を担当することになります。

警察署内でも名を知られた弁護士が事務所で殺されており、床には血文字で「GREED(強欲)」と書かれていました。


一方、サマセットも捜査中にあることに気づきます。

巨漢の男の事件現場で、冷蔵庫の裏に「gluttony(大食)」という血文字があったのです。2つの事件は同一犯の可能性が高いと、サマセットとミルズは共同で捜査を始めます。

新たな被害者と犯人の逮捕


サマセットは現場に残されていたメモと、強欲と大食というキーワードから、犯人がキリスト教の「七つの大罪」と意識していると考え、これに関する本を図書館で捜査を開始。

いくつかの本を読んでおくようにと、ミルズにメモを残します。


ミルズはメモを見て、慣れないながらも指示された本を読み始めます。

そんな中、ミルズの妻・トレーシーは、サマセットを自宅での夕食に招待します。現場での、生意気で少し尖ったような態度とは裏腹に、家では愛犬と楽しそうに戯れるミルズに、微笑むサマセット。


食事のあと2人は、これまでに入手したお互いの資料や証拠を持ち合い、共に犯人像を考えます。

弁護士の現場にあった、弁護士の妻の写真に血で赤くメガネのようなものが書きこんであるものを見て、サマセットは弁護士の妻が「何かを見ている、あるいはこれから何かを見る」のだと察します。

ミルズとサマセットは弁護士の妻を訪ね、現場の写真を見てもらいます。すると妻は、壁にかけてあった絵が、上下さかさまになっているのを見つけます。


2人はすぐに、弁護士の現場へ急行。

「さかさまの絵」を外して、壁をよく調べると、指紋で書かれた「助けて(HELP ME)」という文字が浮き上がって来ました。


壁の指紋は被害者である弁護士のものではなく、強盗などの前科があり、殺された弁護士に弁護してもらったこともある男のものだと判明。

警察はこの男が犯人だと断定、男の家にスワットチームを向わせます。

しかしサマセットには、その男が犯人にしては、「軽すぎる=これまでの犯行から思想を感じられない」と思えたのでした。


スワットチームが、アパートの男の部屋に突入。

部屋の奥にあるベッドに、ミイラのような痩せこけた死体を発見します。サマセットが考えていたように、この男は犯人ではなく、被害者の1人だったのです。


すると、死体かと思っていた「痩せこけたミイラ」が、突然動き出します。犯人は多量の薬物を投入して、死ぬ寸前の状態で、この男をわざと生き永らえさせていたのです。

男の部屋からは、七つの大罪のひとつである、「怠惰」の文字が発見されました。

ミルズの妻の悩み


サマセットに、ミルズの妻・トレーシーから、相談があると電話が入ります。


翌日、トレーシーはサマセットに、ミルズに着いてくる形でここに来たものの、陰惨な事件が連続するこの町が好きになれないと告白します。

そしてトレーシーは、実は今妊娠している、こんな町で子供を産んでいいものかとサマセットに打ち明けるのでした。


サマセットは昔、付き合っていた女性が妊娠した時、トレーシーと同じように考えて、子供を堕ろさせたことを話します。

その考えは、今でも間違っていなかったと、サマセットは語ります。


そして、トレーシーに告げます。

「子供を産まないつもりなら、ミルズには黙っていなさい。」
「もし、産むつもりなら・・・思う存分、甘やかして育てるといい。」

真犯人ジョン・ドウ


あれから犯人に繋がる手がかりがなく、「次の事件」を待っているかのような状態に、ミルズはいらつき始めます。


そんなミルズを見て、サマセットは「奥の手」を披露します。

FBIが秘密裏に、図書館で一般市民が借りている本のデータを集めていることを利用し、七つの大罪関連の本を多く借りている人物を割り出したのです。

秘密裏のデータを基にした結果なので、そのまま逮捕には結びつきません。しかし、何かの参考になるかもと、ミルズとサマセットはデータから浮上した男性「ジョン・ドウ」の住むアパートへ向います。


ジョン・ドウの部屋の前で、とりあえず話を聞こうとノックしてみる2人。

するとそこへ、ジョン・ドウ本人が買い物から戻って来ます。ジョン・ドウは2人が刑事だと気づき、いきなり発砲して来ました。


逃走するジョン・ドウを、必死に追うミルズ。

しかし逆に待ち伏せされ、殴られて拳銃を落としたミルズに、ジョン・ドウは銃を突きつけます。

ミルズは撃たれることを覚悟しましたが、ジョン・ドウは何かを思いなおし、撃たずにそのまま去って行きます。


この後ミルズは、捜査礼状がないため本来は調べられないジョン・ドウの部屋に強引に押し入り、近所の住民に適当な証言をさせて、捜査を開始します。

宗教色の強い装飾、2000冊にも及ぶびっしりと文字が書き込まれた日誌など、異様な雰囲気に包まれたジョン・ドウの部屋。


するとそこに、電話がかかってきます。

部屋を捜査されていると予想した、ジョン・ドウ本人からの電話でした。

ジョン・ドウは、「良く自分まで辿りついた、予想外だった。これから予定を少し変更するよ」と電話に出たミルズに告げ、会話を打ち切ります。


ジョン・ドウはその後、殺人のペースを上げ始めます。

次の日早速、娼婦が「肉欲」の文字と共に、無残に殺され。

翌日にはモデルが顔を切り裂かれ、「高慢」の文字の下に、自ら死を選ばされていました。


残る七つの大罪のテーマは、「妬み(ねたみ)」と「怒り」の2つのみ。

奴がこのまま7つ目まで犯行を成し遂げるか、先に逮捕するかどちらかだと、サマセットは退職を延期してでも捜査を続行するとミルズに告げます。


すると警察署に突然、血まみれのジョン・ドウが現れます。

逮捕されたジョン・ドウは弁護士に、ミルズとサマセットの2人だけに、残る2つの大罪の死体を見せると話します。

弁護士との取引の結果、ミルズとサマセットは2人きりで、ジョン・ドウが死体を隠したという場所へ向うのでした。

「セブン」のネタバレ

後部座席にジョン・ドウを乗せ、指示された場所へ車で向う、ミルズとサマセット。

ジョン・ドウは、これまでの殺人が特別なものだと主張しますが、ミルズは「2週間も経てば、お前のことなどみんな忘れるさ」と言い放ちます。


ジョン・ドウはしかし、自信ありげに答えます。

まだ、全部終わっていない。全てが終われば、皆は私のしたことを、理解せざるを得なくなる。私のしたことを皆は考え、学び、そして従うのだ。

ミルズはそんなジョン・ドウを、誇大妄想狂だと切って捨てます。


車は草原地帯に入り、頭上に高圧電線が走る一本道になります。

高圧線の影響で、ミルズとサマセットが付けている隠しマイクの音声が、本部に届きにくくなります。


そこでジョン・ドウは車を止め、刑事2人と共に車を降ります。

慎重に辺りを伺うサマセット。

すると、一台の車が一本道を近づいて来ます。


車を止め、運転手の身体検査をするサマセット。

運転手は「ここに荷物を届けるよう頼まれただけだ、ミルズ刑事宛に」と言って、ダンボールの箱をひとつ取り出します。

サマセットは迷いながらも、箱を開けることに。すると、ダンボールを閉じた跡に、血が付いているのを見つけます。


ミルズはジョン・ドウに銃を向けながら、箱を開けようとしているサマセットの後姿を見ています。サマセットは、嫌な予感を感じながら、箱を開ける。

そして、中身を見て驚愕するサマセット。


「箱の中身はなんだ!?」


ただごとではないサマセットの様子に、箱の中身が気になるミルズ。

叫ぶミルズに向って、サマセットは走り出します。何事かと戸惑うミルズに、ジョン・ドウは語り始めます。


君には感心している。ほんとだよ。褒めてるんだ。君の可愛い奥さん、トレーシーのこともね。


思いがけず妻のことを言われ、ミルズは激しく動揺します。

ジョン・ドウは、言葉を続けます。

「君の、平凡な夫の幸せというやつを、僕も味わいたくてね。君が出かけた後に、君の家にお邪魔したんだ。でも、奥さんは僕に逆らった。だから、土産を持ってきた。」

「君の奥さんの、首をね。」


駆け寄ったサマセットに、ミルズは問いただします。

「箱の中はなんだったんだ?!」

サマセットはそれには答えず、自分の銃を捨て、ミルズに「銃を渡せ!」と叫びます。


「君たちの幸せな生活に、僕は『嫉妬(七つの大罪の、六つ目)』した。僕も、罪人の1人だ・・・」尚も語るジョン・ドウに、ミルズは銃を突き付けます。

「ウソだろ?ウソだって言え!彼女は無事だと!」
「奴は君に撃たせたいんだ。撃てば、奴の思うツボだ!」

サマセットは必死に、ミルズを諭します。


しかし、ジョン・ドウの次の言葉が、ミルズをギリギリで食い止めていた理性を打ち破ります。

「君の奥さんは、命乞いをしたよ。子供を身ごもっているから、と・・・」

ミルズはその言葉に、呆然とします。


逆にジョン・ドウは、さも可笑しそうに笑います。

「おやおや。知らなかったとは・・・」

ミルズは銃でジョン・ドウに狙いを付けながら、最後の最後まで、ためらい、自分を制しようとします。


「ミルズ!」

しかし、サマセットの必死の声も、ミルズを止めることは出来ませんでした。七つの大罪の最後のひとつ、「怒り」に捉われたミルズは、ジョン・ドウを射殺します。


放心状態で、抜け殻のようになり、パトカーに乗せられるミルズ。

そんなミルズを見送りながら、サマセットの上司は「彼の面倒は見る」と、サマセットに告げます。現場を去っていくサマセットに、上司が声をかけます。

「この後は?」

サマセットは、少し考えて、答えます。

「何とか・・・何とか、やっていくさ。」


「セブン」の感想


劇場公開当時、本作には「注意。本当に、怖い。」というキャッチコピーが付けられていました。そして見終わった後に、そのキャッチコピーに嘘偽りなしと思い知らされたものです。


本当に、「注意

こういった映画に慣れていなと、耐えられない映画かもしれません。

それくらい、思い切りダークサイドに振り切った映画だからです。


映画のラストは、ミルズに代わり、サマセットがジョン・ドウを撃ち殺すという案もあったそうです。脚本を読んだ製作会社が、あまりに救いが無さ過ぎると思ったのですね。

サマセットがミルズの代わりにジョン・ドウを撃ち、


「私がお前を撃ったのは、怒りからではない。ミルズを救いたいという、自己犠牲の精神だ。七つの大罪は、成立しなかった。お前の負けだ。」


と宣言すれば、ブラッド・ピットのようなスター俳優が出演する映画として「綺麗な終わり方」だったでしょう。

しかし監督のデヴィッド・フィンチャーは、脚本どおりの「救いの無いラスト」にこだわりました。ラストを脚本どおりに貫いてこそ、本作の異議があると考えたのです。


そしてその通り、また、劇中でジョン・ドウが言った通り。

の映画は「2週間で忘れ去られる」ような作品ではなく、公開から20年以上経った今も、サイコ・サスペンス、サイコ・ホラーの頂点に立つ映画として、人々を魅了し続けているのです。

これ以降の映画に多大な影響を与えた斬新なオープニング・クレジットを始め、「セブン」という作品が、同じジャンルの数多い作品の中で群を抜いたインパクトを持つのは、ラストまで「描き切った」ことも大きいのではないかと思います。


本作が長編2作目であるフィンチャーが、ここまで押し切った!というのは、かなり大胆にも思えます。

これは、デビュー作の「エイリアン3」の脚本が、製作サイドの都合で何人もの脚本家の手を渡り、何度も修正をされた「ツギハギ」だったのが理由かもしれません。

今回の脚本は「直し」なしで行こう、完成度の高さを、そのまま生かそう!と。


脚本の完成度の高さ、設定の斬新さと同時に、この脚本を見事に映像化したデヴィッド・フィンチャーの手腕は、見事というほかありません。

しかも、メジャー作品として、極力残酷な「直接描写」を省いているにもかかわらず、です。


ジョン・ドウが犯した殺人の中で、死体がはっきりと映し出されるシーンは、実はひとつもありません。唯一被害者の全身が映るのは、唯一殺されなかった、「生かされていた」ミイラ男だけ。

このミイラ男が唐突に動き出す、スワット隊員が思わず「クソが生きてやがるぜ!」と叫ぶシーンは、本当に劇場のイスから引っくり返るかと思うくらい驚きましたが。

それでも、部分部分を切り取った現場写真などから、観客は「悲惨な現場、死体」を、それぞれの頭の中にイメージしてしまうのです。


ラストのミルズの奥様に関しては、サマセットが「血だ」と言うだけで、画面には髪の毛一本映っていません。

なのに、見終わった観客の中には、「奥さんの生首がさあ!」と、さも「それを見た」かのような記憶が残っていた人もいたとか。

「レザボア・ドッグス」の警官の耳を切り取るシーン、「スカーフェイス」で腕をチェーンソーで切断するシーンと並んで、「直接描写がないのに、あったような鮮烈な記憶が残る」、衝撃のインパクトを残すシーンだと思います。


本作と「羊たちの沈黙」の2作品によって、サイコキラーによる犯罪を描いた映画が数多く作られ、映画のひとつのジャンルとして「市民権を得た」と言っていいでしょう。

そして今もなお、世界中の映画製作関係者が、「セブン」を越える映画、並び賞賛されるような映画を作りたいと願い、意気込み。

今もなお、その野望は、達成されずにいるのです。


「セブン」の考察


本作で「犯人」を演じたケヴィン・スペイシーは、本作出演時点ではまだ「知られた存在」ではなかったことが、犯人像の不気味さをかもし出すのに、ひと役買っていたと言えます。


本作と「ユージュアル・サスペクツ」の2本で、あっという間に、ケヴィン・スペイシーの名を知らぬ映画ファンはいない!というまでの存在になりましたが。

犯人像を観客に悟らせないため、オープニング・クレジットではスペイシーの名を表示しなかったという、フィンチャー監督の戦略もさすがだと思います。


類を見ないほどの完成度の高さを誇る脚本により成立している本作を、見終わってから感じる疑問は、ジョン・ドウは劇中描かれた七つの大罪を、どこまで計画していたのか?ということ。

途中、サマセットの「掟破り」な図書カード捜査により、ジョン・ドウは名前と住所を知られてしまい、これ以降彼は、犯行計画の「修正」を余儀なくされるわけですが。


個人情報を記載した図書カードで「いかにも」な本を多数借りていたことから、いずれ自分のことが知れるであろうことは、ジョン・ドウも承知していたと思います。

それを見越して、「名無しの権兵衛=ジョン・ドウ」という名で、図書カードを作っていたのではないかと。


しかし、予想以上に早く知られてしまった。

そのことで、4つ目の「肉欲」と5つ目の「高慢」の犯行は、やや駆け足でやってのけたという印象があります。

弁護士に関しては、ミルズいわく「金曜の夜から月曜にかけて」ゆっくりといたぶり、ミイラ男に至っては丸一年を費やして、ちょうど一年後に捜査が入るような仕掛けまで施した。

それに比べると、4つ目の娼婦と5つ目のモデルに関しては「ちゃちゃっとやってのけた」感は、ぬぐえないですね。


それは同時に、この2件に関しては、名前を知られた段階ですでに、殺害方法と殺害する標的まで計画済みであり、あとは実行するだけの状態だったと言えます。

ラスト前に、車の中で交わされる会話の中で、被害者たちをののしるジョン・ドウは、ちょっと「らしくない」くらい感情的になっていますが。


これは、今までのペースを狂わせ、続けざまに犯行を犯した影響ではないかと思ったりします。さすがのジョン・ドウも、続けて何人もを殺して、アドレナリンの数値が上がっていたのではないかと。

本来なら、ミルズやサマセットの問いかけに、それまで同様「沈着冷静に」答えるつもりだったでしょう。


そして問題の、6つ目と7つ目。「妬み」と「怒り」。

この2つに関しては、ジョン・ドウはどこまで計画していたのでしょうか?


記者に変装して現場に潜入し、ミルズの写真を撮っていることから、恐らく計画当初から、捜査関係者を巻き込もうとしていたことは間違いないと思います。

ジョン・ドウの中に、そうやって資料を集めた、大罪の最後を飾るのに相応しい何人かの「候補」がいて。

ミルズに追いかけられ、逆にミルズに銃を突きつけた時に、「そうだ、こいつを使おう」とひらめいたのではないでしょうか?



自分が「命を助けた」者に、最後に自分を撃たせる。

撃たせる者にはもちろん、その「自覚」を十分に感じてもらった上で。


舞台となる町に赴任してきたばかりで、「俺は感情で生きている」というほどの激情家であり(そういった性格面も、ミルズの同僚の警察関係者から情報を得ていたのだと思います)、若く美しい奥様と2人暮らし。

大罪の最後のひとつ、「怒り」を演出する者として、ミルズは最初から有力候補だったのではないかと思います。


それで、ジョン・ドウのバスルームにあった写真も、「ミルズが一番上」だったのではないでしょうか。

バスタブに入っていた「何枚かの写真」の他にも、恐らくジョン・ドウが記者に化けて撮っていた「ミルズ以外の候補」の写真があったのではないかと想像します。

最後に「土産もの」を届けさせる場所は、高圧線の影響で隠しマイクの音声が途切れがちになるのを狙ってのことで、こちらは前もって下調べをし、「計画していたこと」だと考えられます。


七つの大罪の最後を飾る場所と方法(捜査関係者の近親者を殺し、遺体を届けさせる)は確定しており、その候補も何人かリストアップした。

その時、ミルズとサマセットが自分のアパートへやってきた。

それが結果として、ミルズが「最後を飾る」ことに結びついた。

あくまで推測ではありますが、そんな風に考えることも出来るのではないでしょうか?


まとめ


今回は、サイコ・サスペンスの傑作「セブン」のあらすじとネタバレ、感想と考察、そして無料で動画を視聴する方法についてご紹介しました。


何度見ても、本作の脚本は素晴らしいなあ!と、感嘆するほかないのですが。

それは、七つの大罪をモチーフとした連続殺人を考え出し、驚愕の結末を見せ付けてくれただけでなく。犯罪の現場シーンなどの他に挟まれる、「日常の何気ないシーン」にも言えることだと思います。

これは、監督のデヴィッド・フィンチャーの手腕も大きいかと思いますが。


序盤、雨の降り続く中、2人分のコーヒーを持って、寒そうにサマセットを待つミルズの描写。ミルズの家に招待されたサマセットが、部屋が地下鉄で揺れるのを感じて、大声で笑い出すシーン。

ミルズの妻の相談を聞き、「もし子供を生むつもりなら、思いっきり甘やかして育てるといい」なんていうのは、奥さんでなくてもグッっとくる名シーン&名セリフですね!


そしてクライマックス、ミルズとサマセットが、ジョン・ドウと共に「死体を隠したという場所」に向う前。

鏡の前に2人で並んで、胸毛を剃り、隠しマイクをセットする。

「乳首を剃り落としたら、労災出るかな?」
「本気で申請したら、私が新品を買ってやるよ。」

この何気ない会話で、映画冒頭ではまだ息の合わなかった2人が、今はまるで「長年の名コンビ」かのように息が合い、気を許しあっていることがわかります。

それは見ようによっては、二人があたかも仲のいい「父と子」のように、感じるかもしれません。と同時に、この後の展開を考えると、本当に胸が痛む「名シーン」になっているのです。


最後に、ジョン・ドウが警察署に出頭してくる、衝撃のシーン。


その直前に署に入ったミルズに、警官が「奥さんから電話があったよ」と声をかけるのです。

ミルズはもしかしたら、「また職場に電話して・・・」と思ったかもしれません。そして、ジョン・ドウの出頭により、「そのこと」は忘れ去られてしまいます。


あの時奥様は、ミルズに電話で、何を伝えようとしていたのでしょうか・・・?

恐らくは、「生きていた時」の、最後の電話で。


こういった脚本上の様々な「深み」が、本作をまた、類稀なる名作として成り立たせていると言えるでしょう!
 

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