スラムドッグミリオネアのフル動画を無料視聴【吹替/字幕】

映画スラムドッグ$ミリオネアのフル動画を無料視聴する方法を紹介します。

インドのスラムという日本人には想像できない世界を描いたインド映画(正確にはボリウッドではありませんが)で、2008年度のアカデミー作品賞、監督賞など8部門を受賞しています。


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「スラムドッグ$ミリオネア」のあらすじ

挑戦者は、「スラム育ちの負け犬(=スラムドッグ)」


インドで大人気のTVクイズ番組「クイズミリオネア」

この番組に出演している1人の青年に、インド中の注目が集まっていました。


彼はジャマール・マリク。スラム育ちで教育も受けておらず、現在もテレフォンセンターで「お茶くみのバイト」をしている、ごくごく平凡な青年。

その生い立ちから、教養もないであろうと思われた彼が、クイズに次々正解を出し。遂に、番組の最高賞金・2000万ルピーに挑戦しようとしていたのです。


運が良かった?

インチキ?

それとも…?


場面は変わって、警察の取調室。

ジャマールは取り調べを受けていました。


口を割らせるため、気絶するほどの電流を流されるヒドい拷問でしたそして警部は改めてジャマールに問いかけます。

教師や医者や法律家も、1万6000ルピーどまりだった。なぜお前が2000万までたどり着いた?何かトリックを使ったんだろう?


ジャマールは、クイズで勝ち進んだことをインチキだと疑われ、詐欺容疑で警察に捕まっていたのです。たしかに、普通なら無教養な青年が正解できるわけがありません。

警部の問いに、ジャマールは幼い頃のことを思い出しながら、語り出します。


僕は、答えを知っていたんです・・・


ジャマールの、過酷な生い立ち


ジャマールは、兄のサリームと母親と共に、インドのボンベイ(現在の名称はムンバイ)にあるスラム街で暮らしていました。


ある日ジャマールが、「有料の汲み取り便所」で、兄と一緒に小遣い稼ぎをしていた時のこと。インド映画の大スター、アミターブ・バッチャンが、ボンベイにヘリで到着するという情報が流れて来ます。

サリームもジャマールも当然のようにアミターブの大ファンでしたが、ちょうどトイレで用を足していたジャマールを、サリームはイタズラして外からカギをかけ閉じ込めてしまいます。


大スターのアミターブを間近で見たい、生で会いたい!でもトイレのドアは、どうしても開かない。ジャマールは、思い切ってトイレの便器の中、つまり大便が溜まっている場所へ身を投じます。

こうしてジャマールは、トイレから脱出。体中大便まみれになりながらも、アミターブのブロマイドに直接サインをもらうことが出来たのでした。


しかしそこまでしてゲットした、ジャマールの宝物とも言えるアミターブのサイン入りブロマイドを、サリームは市場で売り払ってしまいます。

ひどい仕打ちに怒るジャマールに、サリームは「いい金になったんだぜ」と、謝る素振りすらありませんでした。


・・・


クイズミリオネアの第一問、賞金1000ルピーの問題。

1973年のインドの大ヒット映画、『鎖』の主演男優は?


A. アミターブ・バッチャン。

ジャマールが、忘れるはずもない名前でした。



そしてクイズは2問目へ。

インドの国章に描かれた、3頭の獅子。その下に書かれた言葉は?」というものでしたが、ジャマールは答えがわからず、会場にいる観客にヘルプ(オーディエンス)を求めます。



インド人であれば、誰でも知っているような問題。

ですがスラム育ちのジャマールはこんな回答すら知りませんでした。結果的にはオーディエンス(会場の意見)によって2問目をクリアして4000ドルを獲得します。


・・・


ジャマールたちが暮らしていたスラム街に、ある日突然暴徒が襲撃してきます。暴徒は、「イスラム教徒を殺せ!」と叫びながら、スラム街の人々に次々と殴りかかり、果ては火を放つなどして殺してしまいます。

当時インドで起きていた、イスラム教とヒンズー教の対立が招いた悲劇でした。この暴動で、ジャマールとサリームの母親も殺されてしまいます。


ジャマールとサリームは暴徒から必死に逃げる途中、青い肌の不思議な少年に出会います。それは、ヒンズー教の神「ラーマ」の化身でした。謎の少年を、じっと見つめる2人。少年の姿をしたラーマ神は、手に弓と矢を持っていました。

その後2人は、なんとかスラムを脱出。この時、2人にずっと着いて来ている、同じ年頃の女の子がいました。ラティカというその女の子を、サリームは邪魔者扱いしますが、雨に打たれて立ち尽くす彼女を、ジャマールは優しく迎え入れます。

ちょうど少し前に学校で聞いていた「三銃士」の物語になぞらえて、ジャマールはラティカを「3人目の仲間」だと考えたのでした。


・・・


3問目のクイズ。

ヒンズー教のラーマ神が、右手に持っているものは?

忌々しい記憶が残るジャマールには、間違えるはずのない問題でした。

こうして彼は3問目のクイズも難なく正解します。


ここで番組はCMに入ります。先ほどまでにこやかに笑っていた司会者兼出題者が、ジャマールに突然言い放ちます。「ツイてたな。だが、ここまでにしとけ。次はムリだぞ。」


・・・


スラムを逃げ出したジャマールたち3人は、ボンベイの広大なゴミ捨て場で、ゴミ漁りをしながら生き延びていました。そこへ、サングラスをした男がやってきて、ジャマールたちにコーラを飲ませてくれます。

この、ママンという名の「親切なおじさん」に連れられて、3人は自分たちと同じような年頃の子供たちが大勢暮らしている場所へやって来ます。


子供たちの世話をするママンとその仲間は、子供たちに口の聞けないフリや片目が見えないフリをさせ。同情を引いて街角で物乞いをさせて金を稼ぐ、まっとうとは言えない者たちでした。

しかし、金を稼ぐことに熱心なサリームは、泣いている赤ん坊をラティカに抱かせて「泣かせたままにしておけ。同情が集まるぞ」と、ママンに進んで従うような態度を見せていました。


そんな日々の中で、ジャマールはママンから歌を教えてもらい、上達したことを褒められます。多くの子供の中から、歌の上手さを選ばれたジャマールと、もう1人の子供アルヴィンドが、ある夜ママンに呼び出されます。

この時サミールは、ママンの手伝いをしていました。サミールの目の前で、最初に呼ばれたアルヴィンドに、ママンの部下がいきなりクロロホルムを嗅がせ、気を失わせます。

気を失ったアルヴィンドの目に、部下はスプーンですくった熱湯を浴びせます。


目が見えないなど、体のハンデを持った「子供の物乞い」は稼ぎがいいことから、ママンはこうして子供を強制的に障害者にしていたのです。

ママンに「選ばれた」ことで、歌手としてデビュー出来るのだと有頂天になるジャマール。ラティカと共に、将来の夢を語り合います。

そこへ、ジャマールを呼んでくるように命じられたサリームがやって来ます。何も知らないジャマールは、嬉しそうに兄について行きます。


ママンの部下がジャマールの気を失わせようとした時、サリームが反撃。

「逃げろ!」と叫ぶサリームの声に、ジャマールはわけもわからず走り出します。逃げる2人の姿を見て、やはり理由はわからずに、ラティカも後を追います。

3人は駅を出発したばかりの列車を追いかけ、飛び乗ろうとします。ジャマールとサリームは乗り込めましたが、ラティカがなかなか列車に追いつけません。


ラティカが必死に伸ばした手を、サリームが握った・・・

と思いきや、サリームはその手を離してしまいます。


置き去りになり、列車を呆然と見送るラティカを、ママンたちが捕まえます。「なぜ手を離した!」怒るジャマールに、「ラティカが離したんだよ!」と答えるサリーム。列車は2人を乗せ、ボンベイを遠く離れて行きました。


・・・


賞金2万5000ルピー、4問目。

クリシュナ詩人の歌を書いた、有名な詩人は?


その歌は、ジャマールがママンに覚えさせられ、上手いと褒められた歌でした。ジャマールは、4問目も突破して賞金を獲得します。


・・・


ジャマールとサリームは、インドを走る列車を乗り継ぎながら、様々な商品を仕入れては売りさばき、生活していました。仕入先は主に列車の中、乗客や乗員から、コッソリと「頂いて」。

しかしある日、食堂車での盗みを見つかり、逃げようとして列車から転がり落ちてしまいます。運よく大したケガもしなかった2人が目にしたのは、観光名所として有名なタージ・マハル寺院でした。

2人はここで、インドの実情を知らない観光客相手のインチキガイドや、観光客の物品を盗んでは売るなどしながら、たくましく生き延びて行きます。


時は過ぎ、「子供」から10代の少年へと成長した2人。ある夜2人は、野外で行われていたオペラの会場で、ステージに夢中になる観客の足元に置かれたカバンから、手馴れた動作で次々にサイフを盗み出して行きます。

ここでジャマールは、高らかなオペラの歌声とその悲劇的な演目を目にして、置き去りにしてきたラティカのことを痛切に思い出すのでした。


ジャマールはラティカを探すため、ボンベイに戻ることを決意します。「ここまで上手くやって来て、金回りも良かったのに」と文句を言いながら、サリームも行動を共にします。

ジャマールはラティカの手がかりを求め、かつて自分たちが物乞いをしていた地域へやって来ます。するとそこに、美しい声で歌いながら物乞いをする、盲目の少年がいました。ママンに目を潰された、アルヴィンドでした。


ジャマールはアルヴィンドに身元を明かさず、タージ・マハルで稼いだアメリカの100ドル札を渡します。手で触れてルピーではないとわかり、幾らなのか聞くアルヴィンド。

ジャマールが100ドルと答えると、そんな高額なわけがない(米の100ドルは約7000ルピーです)、お札に誰の顔が書いてあるか言ってみて?とアルヴィンドは尋ねます。


長いくるくるとした髪のおじさんだとジャマールが言うと、アルヴィンドは「ベンジャミン・フランクリンだね!」と答え、続けて「偉くなったんだね、ジャマール。」と微笑みます。アルヴィンドは、声を聞いて、その主がジャマールだとわかったのでした。

アルヴィンドからラティカの情報を聞いたジャマールですが、ラティカは今もママンの元で働かされていました。「ママンには近づくな。タダじゃ済まないぞ」とアルヴィンドに警告されましたが、ジャマールはサリームと共にラティカの元へ向います。


室内で踊りの練習をしていたラティカを見つけ、2人はすぐに逃げよう、荷物をまとめろ!とラティカを連れ出そうとします。再会を喜ぶラティカは2人に従おうとしましたが、そこへママンが部下を連れてやって来ます。

部屋の出口に立ちふさがり、「お前らはみんな俺の『所有物』だ。それを盗んで、無事で済むと思ったか?」とすごむママン。絶体絶命かと思われましたが、サリームが隠し持っていた銃を取り出し、ママンを脅します。


最初は「俺を撃てるのか?」と笑っていたママンでしたが、サリームの本気の目を見て、「金ならやる。持って行け。そして、お前たちのことも忘れよう」と、サイフの金を床にばらまきます。

しかしサリームは、「お前は、俺たちを忘れない。このまま行くのは危険過ぎる。」と、ママンのこめかみに銃を突きつけ、引き金を引きます。


銃声が響き、崩れ落ちるママン。サリームは部下たちを脅しながら、驚くジャマールとラティカと共に逃げ出します。そのままホテルの空き部屋に忍び込み、贅沢気分を味わう3人。
「私のために戻ってくれたの?もう忘れたかと思ってた。」と言うラティカに、ジャマールは「一瞬も、忘れたことはなかったよ」と答えます。

その頃サリームは銃を持って、ボンベイの裏社会を仕切る大物・ジャベドの元へ向っていました。手下に銃を突きつけ、たった今ママンを殺してきた、ジャベドに合わせろと言うサリーム。

それを聞き、部屋の奥にいたジャベドが出てきます。「お前のような奴を探していた」と、ジャベドはサリームを受け入れます。


サリームはジャベドの部下となり、ジャマールとラティカの所へ戻ると、「俺が兄貴だ、ボスは俺だ。言うことを聞け!」と、ジャマールを部屋から追い出そうとします。

ラティカと2人だけになり、「助けてやっただろ?」と、強引に「モノにする」魂胆でした。ジャマールは抵抗しますが、ラティカがそれを止め、「いいの、このまま出ていって」と、サリームに従います。

打ちひしがれ、部屋を出ていくジャマール。再びジャマールが部屋に戻ると、もう2人の姿はなく。それきり、ジャマールとラティカとは、別れ別れになってしまうのでした。


・・・


5問目「アメリカの100ドル紙幣に書かれている政治家は?


この問題も華麗に正解したジャマールの、番組の録画が取調室で流されていました。

「インドの100ルピーの札には、誰が書いてある?」と警部が聞くと、インド人であるはずのジャマールは答えられません。彼はそんな高額紙幣を見たこともないから。

そして、時は「現在」へ


兄やラティカと別れ、18歳へと成長したジャマール。

イギリスに本社がある携帯電話会社のコールセンターで「お茶くみ」として働いていました。そんなある日、彼は他の社員に仕事を一時的に変わってくれと頼まれます。

その社員は、大人気番組「クイズミリオネア」応募の電話をかけようとしていました。


急に仕事を任されたジャマール。

ふと、社員のデスクにあるパソコンで、ラティカの名前を検索してみます。しかし何万件とヒットしたため諦め、今度はサリームのフルネームで検索してみます。ヒットしたのは15件。

社員が戻るまでの間、15件の電話番号に次々電話をかけ。そして遂に、サリーム本人の声を電話越しに聞くのでした。


サリームは、建築中の高層ビルにジャマールを呼び出します。久々の再会を喜ぼうとするサリームに対し、ジャマールはいきなりサリームを殴りつけます。

ラティカと再会した直後、自分を置いて行方をくらましたサリームを、「一生許さない」とジャマールはなじります。

サリームは「あの後ママンの手下がやって来たから、すぐ逃げ出して、部屋にお前あての書置きを残していったんだ、それから数週間待ってたんだ。」と弁解しますが、ホテルの部屋には、書置きなどありませんでした。


兄を殴り、少し落ち着いたジャマール。

2人は工事中の高層階から、眼下に広がるムンバイの町並みを見渡します。


俺たちがここのスラムで育ったなんて、信じられるか?今じゃ立派なビジネス街だ。インドは今、世界の中心になった。ジャベドは、ムンバイの裏社会を仕切っている。その部下の俺は、世界の中心の、ど真ん中にいるのさ。

サリームは誇らしげに、そう語るのでした。


その後ジャマールはサリームと一緒に暮らすことになりますが、ジャベドの手下として、サリームがどんな「仕事」をしているのかが気になっていました。

そこで、朝出て行ったサリームの後を、つけていきます。


サリームは、ジャベドの豪華な邸宅へと入って行きます。

それを遠めに見ていたジャマールは、邸宅のベランダにいる女性を見つけます。彼女は、サリームが「とっくに姿を消したよ」と言っていた、美しい女性に成長したラティカでした。


新人コックのフリをして、邸宅へと侵入したジャマール。数年ぶりに、ラティカとの再会を果たします。ラティカも喜びますが、「なぜ来たの?」とジャマールを突き放します。

顔にアザを作り、暴力を振るわれていると思われるラティカに、「ここから逃げ出そう」とジャマールは誘います。ジャベドの恐ろしさを知っているラティカは、それは出来ないと拒絶します。


この時、邸宅内のTVでは「クイズミリオネア」を放送していました。

なぜみんな、ミリオネアを見るんだ?

そう聞くジャマールに、ラティカは答えます、

現実から、逃げる夢を見るためよ。新たな人生の夢を。

ジャマールは、「もう手遅れなの。出て行って」と言うラティカに、「毎日夕方5時に、駅で君を待つよ。君が来るまで、いつまでも待つ。」と言い残し、邸宅を去って行きます。


翌日ジャマールがその言葉通り、駅で待っていると。5時を少し過ぎた頃、ラティカがやって来ました、嬉しくて、ラティカに声をかけるジャマール。しかしその後ろから、サリームはじめ、ジャベドの手下たちがラティカを追いかけて来ていました。

必死に逃げるラティカでしたが、捕まって車に乗せられ、連れ去られてしまいます。ジャマールはジャベドの邸宅へ向いますが、邸宅は無人で、すでに引き払われた後でした。ジャマールはまた、ラティカを失ってしまったのです。


・・・


最多センチュリーを達成した、クリケット選手は?

次の問題の答えは、ジャマールにはわかりませんでした。番組はここでCMに入り、ジャマールはトイレに入って気持ちを落ち着かせます。


そこに、司会者が入って来ます。実は彼もミリオネアの「一般回答者」として出場した経験があり。今のジャマールのレベルまでたどり着いたのは、番組始まって以来この司会者だけでした。

その実績を元に彼は、インド最大の人気番組の司会者となり、TV界で活躍していたのです。


「よくここまで来た。君は、この問題にも見事に正解するだろう。それは、神が示す運命だ。3分後には、私のように有名になれる。あと一歩だ。」

そう言って司会者がトイレを立ち去った後、ジャマールが鏡を見ると。

そこには、「B」と書かれていました。


1000万ルピーの賞金がかかった問題で、答えはAからDまでのうちひとつを選ぶ、4択。ジャマールは、ライフラインの「50-50」を使います。AとCが消え、「B」と「D」の2つが残ります。

司会者がジャマールをじっと見つめ、「さあ、答えはBかD。どちらだ?」と問いかけます。


ジャマールは考えた末に、「D」と答えます。

正解は司会者が鏡に書いた「B」ではなく、ジャマールの答えた「D」でした。自分のような「番組のヒーロー」は2人は要らないと考え、ワザと不正解の「B」を教えた司会者。

ですが幼少の頃から、苛酷な環境の中でたくましく生き抜いてきたジャマールを、「欺く」ことは出来ませんでした。


遂にジャマールは最後の問題、番組の最高賞金・2000万ルピーのかかる問題に挑戦することになります。しかしここで、番組の放送終了時間が来てしまいました。

一番いいところで、「続きはまた明日」。ジャマールの挑戦は、翌日に持ち越されることになりました。

TV局を出ようとしたジャマールを、いきなり警官たちが押さえ込み、連れ去ります。司会者が、ジャマールがインチキをしてる、あれは「詐欺行為」だと警察に訴えたのです。こうしてジャマールは、警察の取調べ、そして拷問を受けることになったのでした。

「スラムドッグ$ミリオネア」のネタバレ

司会者の策略により逮捕され、尋問・拷問を受けることになったジャマールでしたが。最初は「電気を流せ」と言っていた警部も、ジャマールの話を聞くうち、徐々に態度が変わって行きます。

そして、逮捕される寸前、最後の問題に入る直前までの話を聞いたあと。警部はジャマールに告げます。

正直言って、お前のことがわからん。詐欺罪をまぬがれるために、殺人を告白したり。(サリームがママンを殺した時のこと)だが、お前が嘘を言っていないこと、お前が正直者だってことだけはわかる。取調べは終了だ。

ジャマールは、釈放されました。


警察を出て行くジャマールは、警部の「なぜ番組に出ようと思った?」という問いかけに答えます。「ラティカが、番組を見ていると思ったから。


いよいよジャマールが、最終問題に挑む時がやって来ました。

TVのニュースでは、若いスラム出身の挑戦者が、番組終了後に警察に逮捕されたと伝えています。「果たして彼は今夜、番組に登場するのでしょうか?」

全インド中が、この番組に、ジャマールの動向に注目していました。


その頃ラティカは、ジャベドとその部下と共に、新しい屋敷にいました。

屋敷では、ジャベドが多くの女性をはべらせパーティーの最中。そんな中ラティカはひとり、パーティーを抜け出します。もちろん、ジャマールの出るクイズミリオネアを見るためでした。


するとそこに、同じくパーティーに出ていたサリームがやって来ます。サリームはラティカに、車のキーと自分の携帯を差し出します。

「あいつは決して諦めない。イカれた弟だよ。奴のところへ行け。チャンスは、二度とない。」

ラティカは、そんなことをしたらあなたが危険だと断りますが、それでもサリームは「なんとかするさ」と笑い、ラティカを屋敷から出て行かせます。


ムンバイの町中は、街角や電気屋の店頭で放送されているミリオネアを見ようという人々でごった返し、道路は大渋滞。

ラティカは車で放送局まで行こうと考えていましたが、一向に前に進めない渋滞に諦め、車を降りて走り出します、

そんな中、警察の車に乗って、ジャマールが放送局へ到着。待ち受けたマスコミのフラッシュが光る中、ジャマールの最後の挑戦が始まります。


デュマの小説「三銃士」のうち2人は、アトスとポロトス。さて、もう1人の名前は?


ジャマールが、ラティカと出会った時に、自分と兄と、そしてラティカの3人をから連想し、思い浮かべた小説。自分たちを三銃士になぞらえていました。

でも、ジャマールはアトスとポロトスしか知らない。どこまでもジャマールにとって運命的なクイズが続いていきます。


ジャマールは最後のヘルプ、「テレフォン」を要求します。彼が知っている唯一の電話番号、兄の携帯に電話をかけます。ラティカの車の中で、サリームの携帯がなり始めます。

この時ラティカは車を降りて、道端の家で放送されているミリオネアを、壁越しに覗き込んでいました。ここでジャマールが「兄に電話した」と聞き、「はっ」と気がついて、車へと駆け出します。

なかなか相手が出ない電話に、タイムリミットが近づきます。番組のディレクターが、司会者に手で「バツ」のマークを出したその瞬間、ラティカが電話に出ました。


「ラティカ?ラティカかい??」

思わぬ電話の向こうの相手に、ジャマールは驚きつつも喜びます。

「今、どこにいるの?」
「安全なところよ。」

しかし、電話で2人の会話をしている時間はありません。司会者は、問題の回答を要求します。ジャマールは、先ほどの問題の答えをラティカに尋ねます。ラティカは、笑いながら答えます。

「答えは、わからないわ。だって、その小説、読んだことないもの。」


司会者も、放送局の観客も、そしてTVにかじりつくように見ているインド中の人々も。全員が、これでジャマールの挑戦は「終わった」と思いました。しかし、ジャマールの心境は違いました。

もともと、クイズの高額賞金目当てに、一攫千金を求めて出場したのではなく。ただ、ラティカに見て欲しいという想いから出場しただけだったのです。

そのためには、1問でも多く正解して、1秒でも長くTVに映り続ける。ジャマールが考えていたのは、それだけでした。



もちろん、少しでも多くの賞金を手に出来れば、それだけラティカを安全なところへ連れ出せるという思いもあったでしょう。しかしラティカ自身が「安全なところにいる」とわかった今、その必要もなくなりました。

笑いながら「答えはわからない」と言ったラティカもまた、ジャマールと「同じ想い」だということがわかったのです。決して、高額の賞金を目当てに、ジャベドの元を出たのではない。ただ、ジャマールに会うためなのだと。


こうして、全くの「無欲」の状態になったジャマールは、4択の答えから「A」を選びます。なぜAを?と聞く司会者の問いかけに、ジャマールの返答は「なんとなく」。

果たして、正解は「A」でした。新たなヒーローの誕生に、沸きあがるTV局、そしてインド中の人々。司会者もプロとして、若き挑戦者の偉業を褒め称えます。


ジャマールがインド中の喝采(かっさい)を浴びている、その同じ時。仕事先の相手との電話に夢中になっていたジャベドは、ミリオネアのTVを見て、パーティー会場からラティカがいなくなっていることに気付きます。

そして、ジャマールがかけた電話が、サミールの携帯だったことも。


ジャベドが部下たちと共に、サミールの部屋に向います。サミールは部屋のバスタブに、これまで稼いで来た札束を敷き詰め。拳銃を持って、その中に身をゆだねます。

ジャベドと部下が、サミールの部屋へ突入。すかさす発砲するサミール。ジャベドをはじめ、何人かは撃ち倒せましたが、多勢に無勢。ジャマールが賞金の小切手を手にした頃、サミールは銃弾を浴び、バスタブの中に崩れ落ちます。


全てが終わった、その夜。ジャマールは1人、いつまでも待つとラティカに約束した、駅のホームにいました。そこへ、ラティカがやって来ます。


「君が見ていると、信じてた。」
「二度と会えないと思った・・・。」

2人は固く抱きしめ合い、キスを交わすのでした。


・・・

「スラム育ちの教養もない青年が、見事に最高賞金を獲得した。」
「なぜ彼は、そこまで勝ちあがれたのか?」

A、インチキをした
B、ツイていた
C、天才だった
D、運命だった


・・・正解は「D」

彼の運命(=It is written)だったのです。

(「It is written」とは、聖書からの引用で、神の定めた運命が、聖書にすでに記されているということを意味しています。映画のラストシーンは、ジャマールが「こうなるように、あらかじめ定められていた=彼の運命だった、という意味になります)


「スラムドッグ$ミリオネア」の感想


過去の出来事が、「運命」のようにクイズと一致。

そして億万長者になる。

こんな書き方をすると、実に陳腐なストーリーに思えますが、この映画の真の面白さは、インドのスラム生活を描ききったところにあります。


ごみ溜のような街で生きる、少年たち。

生きるために、次第に悪事にも手を染めていく。

最初から悪人だったわけではなく、生きるためには仕方がないのです。


インドと言えば(特に北インド)大半が人をダマすことしか考えていない、モラルも一切存在しない無法地帯のイメージを持っている人が多いはずです。

実際にそれを目の当たりにするとインド人はクズだ!と言いたくなりますが、この映画を見ると「生きるためにはそれも仕方ないのか…」と思えるくらいインパクトがあります。


特に、インドが舞台の映画は決して多くありません。

だからなおさら、スラムドッグミリオネアで描かれるインドの暮らしは新鮮味があるし、正直クイズ部分がなくてもこの映画はある程度評価されていたはずです。

(ちなみに、スラムドッグミリオネアはインドが舞台の映画ですが、インド映画(ボリウッド)制作ではありません)


また、印象的なのは最後のシーン。

最終問題に正解したジャマールに送られる大歓声。その一方、銃撃を浴びてバスタブに身を沈めるサリーム。「生と死」の好対照となるシーンはゴッドファーザーを思い起こさせます。



主人公のマイケルが教会でわが子の洗礼を受けている傍ら、ライバルであるマフィアのボスたちを次々と暗殺していく「対比」は伝統的な映画技法でもあります。

特に本作では、このシーンで流れる音楽が、TV番組の高らかなファンファーレだというのが、より生きる者と死にいく者の対比をクッキリと描き出していると言えます。


最後に、私の一番好きなシーンを。

青年となったジャマールが、ジャベドの邸宅でラティカと再会するシーンです。


邸宅に足を踏み入れたジャマール、壁ひとつ隔てた向こうに、ラティカがいる。壁には凹凸(おうとつ)のあるガラスがはめこまれ、ラティカの姿はその凹凸によって細分化し、まるで万華鏡を覗いているかのように見える。

ジャマールが歩を進めると共に、ガラスの中の「絵」はゆっくりと、焦点が合い始め。そして壁を越えると、そこには「本物」のラティカが・・・!

個人的には、映画史に残る「名再会シーン」ではないかと思っています。


「スラムドッグ$ミリオネア」の考察


スラムドッグミリオネアを見た人がよく話題にするのが、

最後の最後で、なぜサリームは”急に”ラティカを助けたのか?

という点です。

それまでのストーリーでも、サリームはラティカを裏切ってきたし、周りの人を利用しても自分が生き残っていく姿勢が強調されていました。


実はその理由のヒントは、青年ジャマールとサリームが再会するシーンに隠されています。


コールセンターの電話で久々に会話をし、工事中のビルで再会する2人。

おそらくサリームは、ジャマールがコールセンターで「しがないお茶くみ」として働いていることを聞いた上で、この場所に呼び出したのではないかと思います。


そして、眼下に広がるムンバイの町を見下ろしながら、

「俺は今、世界の真ん中の、そのど真ん中にいる」

と誇らしげに言うサリーム。

俺は、俺のやり方は、間違っていなかったんだというように。


その一方で、再会直後に、弟の強烈なパンチを食らい、「一生許さない!」とののしられてしまう。これに対しサリームは、「わかってる」と、独り言のようにつぶやきます。

自分の築き上げた今の「地位」が、どれだけ他の人の犠牲の上に成り立っているのか、中でも実の弟であるジャマールの「大切なもの=ラティカ」を取り上げた上で。それは、兄であるサリームは、十分にわかっていたのです。


それでも、俺は今「世界の真ん中にいるんだ」お茶くみなんかをしているジャマールとは違うんだ!という思いが、サリームを支えていました。しかし。

ジャマールは、兄とは正反対のやり方で真っ向から世界に挑み。そしてラティカのためだけに、ミリオネアに挑戦します。大便まみれになりながら映画スターのサインをもらいに行った、幼少の頃と全く変わらない「真っ直ぐさ」で。


前代未聞の賞金まであと一歩のところまで登りつめたジャマールを、インド中の人々が見つめていました。町中で、それぞれの勤め先で、それぞれの自宅で。誰もがジャマールの行動に、注目していたのです。

ジャマールはこの時まさに、「世界のど真ん中にいた」と言っていいでしょう。


それを知った兄は、自分が「ど真ん中にいる」と言いながら、やっていること、はジャベドの言いなりに悪事を働くことばかり。純粋な金銭面だけでなく、人生における兄と弟の「勝敗」は、明らかでした。

「クレイジーな弟だぜ」は、サリームの偽らざる本音でしょう。


さらに、幼少の頃スターのサインをゲットしたジャマールを、サリームが羨ましいを通り越した「ねたましい」ような表情で見つめているシーンがあります。

サリームは、自分と違って「ひたすら真っ直ぐに好きなものへ向い、そして手に入れる」ジャマールに、内心嫉妬していたのではないでしょうか。


それが、「ラティカを強引に奪う」という行動にも出てしまったのでしょう。さらに、社会における「地位」で弟を上回ることで、その嫉妬心を克服しようとしていたとも思えます。

しかしミリオネアの結果により、その「地位」までも、覆されてしまったのでした。


勝敗の決したその瞬間、サリームの心に贖罪の気持ちが芽生えたのではないかと思います。今、弟のために俺が出来ることは、これしかない。こうしてサリームは、「ラティカを脱出させる」ことを決断したのではないか。

そして、これまで自分が築き上げてきたものの象徴でもある、札束をバスタブに敷きつめ。自分の携帯をラティカに貸し出したことにより、まずジャベドの狙いを自分へと向ける。これが、サリームが「心変わりをした」理由ではないかと思います。

兄と弟、時に一緒に、時に離れ離れになりながら生き抜いてきた、それまでの人生が。この「結果」に、結びついたのだと言えるでしょう。
 

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